風、声のデザインルーム 伴奏者同伴だと、、、
生れながらに、声楽家としての身体を持っていたわけではありませんね。それを目指した時から、
そのための訓練が必要となるのでしょう。でも、高校生でそれを目指したとしても、そこの必要性は、なかなかわかりません。
しかし、音大に入学するとその部分をヒシヒシと感じ、考える様になります。そしてここで、しばらくの間は、どのように実行、実践すべきなのか悩むわけです。また、人間として成長しつつ、
その考えを切実にどうすべきなのか、何を行えば良いのか悩むのですね。
楽器にする
私達の頭から足までを1本の木として、そこに腕、足、頭いろんなものが有り、全ての内臓なんでもよいので、自然界のものを、人間の体内に単純に当てはめると、だんだん結びついてくる気がし始めます。
樹木も花も虫も動物たち、昆虫なんでも、天地の恵みを受けながら、その中で生を頂いて、声や、香りをだしてお互いしゃべっているのかも知れません。いろいろ考えますと楽しいものです。
身体を楽器化する行為は、やはり呼吸の仕方にかかっているのです。ことばでは、みんなそう言いますが
声楽家の呼吸法は、00、0000、などとも異なり、もっと、もっとつよい体幹呼吸が必要なんです。
体幹強化呼吸をしますと、眼力、眼筋、もつよくなり見えない音楽を見る目が養われます。
どんな感覚もかならず記憶する、、これも大事。眼力強化だけでも、声が変化し、身体全体も1本の樹
に成る感覚を得ることができます。私の行うレッスンはこれのみ。身体変化から声変化の運ぶのです。
充実感に満たされます。息{みづから の 心 }が、どのように動くか?これを探す作業がレッスン
になっています。