風、声のデザインルーム、私が考える、声楽の為の身体楽器化?

堀野温代

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テーマ:声、身体、流れ

生れながらに、声楽家としての身体を持っていたわけではありませんね。それを目指した時から、
そのための訓練が必要となるのでしょう。でも、高校生でそれを目指したとしても、そこの必要性は、なかなかわかりません。
しかし、音大に入学するとその部分をヒシヒシと感じ、考える様になります。そしてここで、しばらくの間は、どのように実行、実践すべきなのか悩むわけです。また、人間として成長しつつ、
その考えを切実にどうすべきなのか、何を行えば良いのか悩むのですね。  

     楽器にする


私達の頭から足までを1本の木として、そこに腕、足、頭いろんなものが有り、全ての内臓なんでもよいので、自然界のものを、人間の体内に単純に当てはめると、だんだん結びついてくる気がし始めます。


樹木も花も虫も動物たち、昆虫なんでも、天地の恵みを受けながら、その中で生を頂いて、声や、香りをだしてお互いしゃべっているのかも知れません。いろいろ考えますと楽しいものです。

身体を楽器化する行為は、やはり呼吸の仕方にかかっているのです。ことばでは、みんなそう言いますが

声楽家の呼吸法は、00、0000、などとも異なり、もっと、もっとつよい体幹呼吸が必要なんです。

体幹強化呼吸をしますと、眼力、眼筋、もつよくなり見えない音楽を見る目が養われます。

どんな感覚もかならず記憶する、、これも大事。眼力強化だけでも、声が変化し、身体全体も1本の樹
に成る感覚を得ることができます。私の行うレッスンはこれのみ。身体変化から声変化の運ぶのです。

充実感に満たされます。息{みづから の 心 }が、どのように動くか?これを探す作業がレッスン
になっています。
        
     

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堀野温代
専門家

堀野温代(「声」の指導者)

風・声のデザインルーム

イタリア留学と長年の研鑽、多数の舞台経験から、身体の使い方、呼吸法などを総合する「堀野式発声法」を確立。音大入試やオペラ団体への入団、声楽コンクール等で高い結果を出す生徒を多数輩出している。

堀野温代プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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