詩吟、流派でそれぞれの吟じ方が異なり私自身が勉強になっております。

堀野温代

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本日は、女性の詩吟の生徒さんのレッスンでした。コンクールの為にお決めになられた吟題は幕末の戦いの多い時期のもの。
詩吟は日本歴史の勉強にもなりますから、とても私自身鍛えられています。

漢字、助詞、節調の意味するものなど等沢山考えますから国語力も必要です。きょうは生徒さんと涙ぐんでしまう程、切々とする吟題でした。だからこそこの時代、国を考え、人を考え、先祖を考え、家族を考え、しかしお国のために戦って逝った人物を吟ずるのは、そこに尊敬を持ち、慈悲を感じ、愛なくしてはかたれないものが有る事をきょうは、生徒さんと話し合いました。考えると声にも姿勢にもそれが生まれます。ここはこうして?と言わずとも、心がそうしてくれるのですね。心の形がそれを表す事をきょうは、まなびました。きょうの2人の涙は心からのものでした。

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堀野温代
専門家

堀野温代(「声」の指導者)

風・声のデザインルーム

イタリア留学と長年の研鑽、多数の舞台経験から、身体の使い方、呼吸法などを総合する「堀野式発声法」を確立。音大入試やオペラ団体への入団、声楽コンクール等で高い結果を出す生徒を多数輩出している。

堀野温代プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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