コラム
仙骨と丹田呼吸と身体脱落を結んで
2020年2月11日
きょうも、最初に身体脱落からレッスンを始めました。やっぱりいい結果がでました。必要ない所の力が尾てい骨に降りて行きなんとも良い気持ちに陥るのです。と同時に自分の内部に意識が入って行くので、みていてもその状態に入る生徒さんのお顔が柔和になるのがわかり、誘導するわたしもそうなるのでお部屋に気が大変充満するのがわかります。30分程この状態のまま発声練習にはいります。この生徒さんは高音になると、顎がでてしまうので、身体と同時に顎の力の脱落するように声をかけます。
ほんとに不思議なのですが顎が良い形になり、母音がきれいに響き始めるのです。小さな声音が頭のてっぺんつまり天誅に当たるのがわかります。ここで仏蘭西オペラのアリアに入りますと、言葉が発語しやすくなりとても綺麗なんです。二人でうっとりしながら3曲歌いました。ああ~なんていい気持ちなの!といいます。まるでコンサート本番の感覚になります。私は外側から、口はこうよ、喉を開けて、支えてなんていいません。そうなる状態を作ることを1番に行います。身体内部感覚の感覚を理解すれば音楽は、声楽は、うまれます。言葉にすると難しそうに聞こえるかもしれませんが逆なんです。そして時間も節約できます。
音楽会に行ってがっかりするのは、オーラもなく、大きな声で吠えるひとがいまだに多い事です。
大は小をかねなせん。小が大に成長することが大事なのです。身体脱落は禅についての本にかいてあったのを、チョット拝借しているのです。読書は発見がありますので大好きです。
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