第一期生、最後の都大会 ― 叶わなかった全国大会と「見えない敵」

安田清志

安田清志

テーマ:大会・練習試合

第一期生にとって、最後の都大会。

目標はただ一つ。
「全国大会出場」。

ここまで何年も積み重ねてきた努力。
勝つために磨いてきたアタックとキャッチ。
何度も悔しさを味わいながら、それでも前を向いてきた子どもたち。

しかし、結果は――届きませんでした。

会場に潜む“悪魔”

  • 緊張
  • 焦り
  • いつもと違う空気
  • 観客の視線
  • 「負けられない」という重圧

普段なら取れるボールが、手につかない。
普段なら決められるアタックが、わずかにズレる。

思い通りのプレーができない。

これこそが、大会という舞台に潜む“見えない敵”です。

技術だけでは勝てない理由

ドッジボールは技術のスポーツです。

しかし、都大会以上になると
勝敗を分けるのは「心の安定」です。

どんな状況でも、

  • いつも通りキャッチできるか
  • 冷静に判断できるか
  • 仲間を信じ続けられるか

それが勝敗を分けます。

今回、第一期生は全力を出しました。
しかし、「いつも通り」を出し切ることの難しさを、最後の舞台で学びました。

叶わなかったからこそ、残るもの

全国大会は叶いませんでした。

でも、彼らが経験した

  • 大舞台の緊張
  • 思い通りにいかない悔しさ
  • それでも最後まで戦い抜いた時間

これらは、確実に財産です。

勝つことだけが成長ではありません。
「思い通りにいかない中でどう振る舞うか」
ここにこそ、本当の成長があります。

指導者として思うこと

私は改めて感じました。

技術指導だけでは足りない。
心を整える練習も必要だということ。

  • 大きな舞台でも平常心でいられる力
  • 失敗しても次の一球に集中できる力
  • 仲間を鼓舞できるリーダーシップ

これらを育てることが、次の世代への課題です。

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安田清志
専門家

安田清志(ドッジボールスクール)

カトラーレ板橋

板橋区・志村第一小学校を拠点に活動するドッジボールチーム。約30人の小学生が所属(2026年1月時点)し、全国大会出場を目指す。コミュニケーションを大切に、チーム一丸となり夢に向かい練習を行っています

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