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鎖国をしていた江戸時代に、中国からの影響を受けた漢方と杉田玄白の解体新書に代表される蘭方(オランダ)が主流であった。
しかし、明治時代から、漢方が排除され、西洋医学(ドイツ医学)を導入。
明治7年ころは、漢方医8人に対し,洋方医2人の割合であったが、
医学校=西洋医学を教える場を整備することによって、
漢方を含めた在野の民間療法がヤブ医者となり、それらの知恵が失なわれていった。
幸運なことに、お手本としたドイツ医学に印度大麻草の処方があった。
全国製薬一覧によると、
1876年(明治9年)には、印度大麻エキスとチンキは内務省より、営業許可免許をうけている
1886年(明治19年)から
印度大麻草は日本薬局方に医薬品(印度大麻,印度大麻エキス)として65年間にわたって、収載されていた。
1895年(明治28年)毎日新聞には、印度大麻煙草が俗称ぜんそく煙草としての記載がある。
戦後、1951年には、アメリカ薬局方をベースに大改正され、日本薬局方には、記述無しとなっている。
日本薬局方;日本国内における医薬品の規格基準書、厚労大臣が薬事・食品衛生審議会の意見を聞いて定める。
カンナビノイドの科学 日本臨床カンナビノイド学会