原口孝志プロのご紹介
次世代成分CBDの可能性を広げ、新たな価値を創出(1/3)
全国で先駆けて「水溶性CBD」を共同開発し、製品用途を拡大
近年、欧米をはじめ世界で注目が高まっている「CBD(カンナビジオール)」。CBDとは大麻草由来の成分で、睡眠の改善やストレス緩和など、さまざまな効果が期待されています。
「世界では医療分野での研究報告が数多くあり、健やかな心身を保つセルフメディケーションに貢献する成分です」と話すのは、CBD原料の卸売りや商品開発を行う「CANLIFE」代表取締役社長の原口孝志さん。
大麻と聞くと「違法では?」と気になりますが、CBDは成熟した茎や種子から抽出するため、使用や販売が認められています。大麻取締法で規制されるのは、花・葉・根などの部位で、一般に知られる中毒性や幻覚作用のある有害成分は、THC(テトラヒドロカンナビノール)と呼ばれるものです。
CBDはもともと水に溶けにくい油溶性です。原口さんは、大学の研究機関との共同開発により、国内で先駆けて水溶化に成功。プロジェクトは、経営革新計画で2021年に東京都から承認され、業界団体である日本ヘンプ協会から適正取扱認証を受けました。
「CBD商品は飲むオイルやサプリメント、塗るクリームなどが主流で、これまで活用法が限られました。独自の加工技術により、かき混ぜなくても水に溶ける性質と高濃度化を実現。扱いやすいよう苦みやクセを感じさせない味に仕上げ、価格も抑えています」
CBDを扱う上で徹底するのは、安全性の確保です。ヨーロッパからの輸入ごとに、成分分析書などを厚生労働省と税関に提出。輸入前・輸入後・水溶化加工後の計3回、第三者機関などによる検査を行い、THCの混入を防ぎます。
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