【作曲初心者必見】簡単にレベルアップ出来る小技集! Pt.2
アーティストとして食べていく、エンジニアとして職につく、講師として生計を立てる、そういった夢を持っている方にとってもっとも重要なスキルはなんでしょうか?
もちろん音楽理論を勉強することも、色んな機材を使いこなすことができたり、楽器の演奏に長ける事も重要ですが、
もっとも重要なスキルは、「音楽を言語化出来る力」
だと私は考えます。
アーティスト、エンジニア、音楽講師を経験した体験談から、その理由を解説していきます。
言語化出来なければ業界内で羽ばたけない

まずは自身の失敗談からです。
私は音楽を学校で学んだり、理論書を読んだことがありませんでした。しかし21歳のとき運良くインディーズレーベルに潜り込むことができ、
「これで独りぼっちの制作から解放される」
と安堵しました。それが大きな勘違いでした。
シンガーソングライターとしてレーベルと契約をしましたが、バンドサウンド全てを編曲するスキルがなく、編曲家とのやり取りが必須でしたが、そもそも音楽の知識が乏しすぎたこと、自分のイメージを言語化することが出来ず、編曲家やエンジニアから渡された音源に納得できない日々が続きました。
各楽器の基礎的な知識、ミキシングの基礎的な知識だけでもあれば、レーベルの仲間に自分の意図を正しく伝え、自分のやりたい音楽がやれた
、と今は後悔しています。
エンジニアリングでもっとも重要なのはヒアリングとすり合わせ

ミキシングとマスタリングを仕事にし始めた頃私は、「可能な限り顔を合わせてコミュニケーションを取る」
という事を徹底してエンジニアリングをしていました。
「このアーティストにはこの伝え方、受け止め方が良い」
という指針を見出すためでした。自分の言語化のためだけでなく、相手の言語化のクセを見つけておくためにこうしておきました。
その結果、ほとんど方向性がずれることなく、これまで300曲以上のエンジニアリングを手掛けることが出来ました。
抽象的な事を具体化して言語化する、それは私が学生時代に物理学を専攻して学んだことですが、それが現在アーティスト、エンジニア、そして講師としてのもっとも重要なスキル
になっています。
みなさんもまずは、好きな楽曲のどこが良いと思うのか、という小さなことからでも良いので、音楽の言語化を始めてみましょう!



