オンライン?対面?DTMレッスン探しで迷ったときに読むコラム
シンセサイザーは難しい…
ツマミが多すぎて取っ付きづらい…
弄っていたら理由が分からなくなった…
もう嫌…!
と、シンセサイザーに対して苦手意識をお持ちの方は少なくないと思います。
確かに、筆者も初めたての頃は似たような気持ちでシンセを触っていましたし、「良い感じのプリセットを見つけたのに、弄ったら原型が無くなった」みたいな事も沢山経験していました。
その原因は、
ゼロから音作りをする発想が無かった
音を真似るという方法に触れていなかった
事にありました。
ということで今回は音真似によってシンセサイザーを学ぶ方法を紹介していきます。オシレーター、エンベロープ、LFOなどの各部位の役割は別の記事で紹介していますのでそちらを参照してください↓↓↓
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音真似の順番
まずは自分のお気に入りのシンセサウンドを定めます。今回はAviciiのリリースを祝って、彼の代表作"Waiting For Love"をチョイスしました。
そしてまず、どの「オシレーター」が自分の真似したい音に近いのかを探ります。今回はSine波とSaw波が近かったので、それを元に音を探していきます。
音真似の様子
次にフィルター → エンベロープ の順に調整していきます。
多くの場合LP(Low Pass Filter)を使用するので、まずはそれを選択して不要な音をカット。
その後、エンベロープを呼ばれる部分を調整して、【音量】と【音色】の時間変化を真似たいものに近づけていきます。
結果、好きな音が作れる
オシレーター → フィルター → エンベロープ → エフェクト
の順に真似を繰り返していると、
「なんかちょっと違うけれど、良い感じの音になった!」
という瞬間が来ます。原音と機材が同じとは限らないので、全く同じ音を再現することはほぼ不可能ですが、ここまでやってみると自分の引き出しも増えますし、シンセへの理解も深まります。
といった感じで楽しく音真似をできればこっちのものです。
音を真似してどんどん自分のプリセットを増やして、ユニークな音を楽しく作っていきましょう!



