やさしい日本語とは?企業で起きた3つの変化とその効果
こんにちは。
エルロンの、やさしい日本語スペシャリスト
グローバル共創デザイナーの竹丸勇二です。
「やさしい日本語が有効なのはわかった。
でも、何から始めればいいの?」
企業の方から、よくこのようなご相談をいただきます。
説明を聞いて理解できている方も
「結局、現場でどうすればいいのか分からない」と
感じてしまうことも多いのではないでしょうか。
今日は、やさしい日本語を始めるための
シンプルな一歩についてお伝えします。
まずは「一文を短くする」ことから
では、何から始めればいいのでしょうか。
おすすめは、一文を短くすることです。
たとえば、こんな日本語があります。
「こちらの書類に必要事項をご記入のうえ、窓口までご提出ください。」
丁寧で、一般的によく使われている日本語ですが、
日本語に不慣れな外国人とっては、とても難しい日本語です。
これを、やさしい日本語を使って言い換えてみます――
・この紙に、書いてください
・名前と住所を書いてください。
・書いたあと、窓口に持ってきてください。
いかがでしょうか?
伝えている内容は同じですが、ぐっと分かりやすくなります。
ここで大切なのが、「一文一情報」にすることです。
一つの文に、たくさんの情報が入っていると、
理解が難しくなります。
・書く
・持ってくる
このように、動作ごとに分けて伝えるだけで
相手の理解は大きく変わります。
尊敬語・謙譲語・ビジネスシーンで使う日本語ではなく
日常生活の中でよく使う日本語を使います
たとえば、接客シーンを想像してみましょう。
一般的な日本語:「少々お待ちください」
やさしい日本語:「少し、待ってください」
一般的な日本語:「後ほどご連絡いたします」
やさしい日本語:「あとで、連絡します」
一般的な日本語:「早めにお召し上がりください」
やさしい日本語:「早く食べてください」
尊敬語や謙譲語は、相手に敬意を払って使う日本語なので
お客様に対して、使わないということに抵抗を感じるかもしれません・・
ですが、ほんの少し言い方を変えるだけで
相手にとっては大きな違いになります。
やさしい日本語を使いこなすためには、
他にもいくつかのポイントや練習が必要です。
ですが、まずは
・一文を短くする
・一文一情報にする
この2つを意識するだけで、
日本語はぐっと伝わりやすくなります。
その小さな工夫が、現場のコミュニケーションを変え
日本人と外国人の関係性を変えていきます。
ぜひ、試してみてください!



