それぞれのストーリー【卒業式に振袖】
あっという間に3月も後半、卒業シーズンもそろそろ終わり。
さあ次は入学式・・・とその前にもうひとつ【十三参り】があります。
【十三参り】とは、数えで13歳を迎える方々が知恵と福徳を授かるように虚空蔵菩薩に参拝をする行事で、
東京の浅草寺や京都の法輪寺が有名です。
十三参り
着物雑誌では特集が組まれたりするも、十三参りはまだ七五三ほどは全国的に普及してはいないようです。
この時期はゆったりのんびり過ごすしつつも中学の入学準備にどうしても気をとられてしまい、
あっという間に時間が過ぎていってしまいがちですなのですが、
子供の成長を祝う行事はこれが最後(お誕生日などは別ですが)ですので、
ちょうど良い節目としてぜひとも参拝をオススメします。
もちろん、着物をお召しになっていただくととても良い記念になります!
二十歳の成人式の時に「着物を着るのは七五三の時以来です」いう声をよく耳にしますが、
なんとももったいない気がいたします。
遠方ですと着物で参拝はなかなか難しいので、参拝はお洋服で、その前後に着物でお写真を撮っておくと
よろしいかと思います。