責任転嫁は無限ループの罠
皆さんこんにちは。
今回は、今度お札になる渋沢栄一が残した言葉を、ご紹介したいと思います。
夢七訓
渋沢栄一は、資本主義の父といわれるほど、現存する数々の企業に携わったことで有名です。
これを深掘りすると、視点が変わる面白い話も隠れているのですが、今回それは控えます。
さて、そんな渋沢栄一が幸福を求める者に必要なものを、「夢七訓」として簡素に細分化して説明したのがこの言葉です。
夢なき者は理想なし
理想なき者は信念なし
信念なき者は計画なし
計画なき者は実行なし
実行なき者は成果なし
成果なき者は幸福なし
故に幸福を求める者は夢なかるべからず
とてもシンプルで分かりやすいですね。
理想と信念
ちょっとメモ風に順番で並べてみると、
夢→理想→信念→計画→実行→成果→幸福
まず重要なのは、「理想」や「信念」を正しく養い導くために、基礎となる哲学を学ぶ必要性を感じます。
渋沢栄一の「論語と算盤」ではありませんが、やはり本質を見出すのに「論語」はとても勉強になります。
さて、本当に優れた方というのは、シンプルに分かり易く説明するのが上手なものです。
説明が分かりやすいから、他の人が理解しやすい。
このような能力は、人の運命を好転させるので、私は羨ましく思っています。
このようなコラムが、少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。