東証のシステム障害
皆さんこんにちは。
まだ私もこの世に生を受けていない頃のお話。
1961年4月12日に、人類史上初の宇宙に行った男、ユーリイ・ガガーリン少佐(当時)。
彼はソビエト連邦のボストーク1号に単身乗り込み、宇宙から地球を見て私たちに名言を残しました。
「地球は青かった」と。
のちに直訳では「空は非常に暗くて、地球は青みがかっている」だったと云われており、状況説明としては正しいものですが、先の言葉の方が表現力に力があり、感情に訴えるインパクトやロマンを感じるものとなりました。
それはさておき、2014年10月7日に打ち上げられた、人工衛星「ひまわり8号」をご存じでしょうか?
続いて2016年11月2日には、「ひまわり9号」も8号のバックアップで打ち上げられています。
人工衛星からの画像と映像
この人工衛星のデータが、気象観測に大きな役割を果たし、日々の天気予報に利用されています。
そしてこの画像を、私たちも利用出来るように、ほぼリアルタイムで公開されています。
宇宙に行けない私たちも、『地球は青かった』を疑似体験することが出来ます。
また先般の中国の長江上流域で続く大雨により、世界最大級の三峡ダム(湖北省)が決壊の危機に瀕しましたが、このひまわり8号の画像からも、中国大陸から連る雨雲の帯は絶え間なく日本まで続き、国内でも長雨の雲の動きが画像から確認出来ていました。
⇒ ひまわり8号リアルタイムWeb
こちらは見るために、Adobe Flash Player が必要で、スマートフォンからは見えないと思いますが、国際宇宙ステーションからの中継映像や、現在位置などが見られます。
※(緯度経度、時間などの状況により、映像が表示されないことがあります。)
※(Adobe Flash Player は年内で終了予定のサービスです。)
⇒ 国際宇宙ステーションからの中継映像
宇宙から見た地球
この惑星の陸地には人々の家があり、そして日々の暮らしがあります。
もちろんこれと同じように、動物も植物も陸地・海・川に生息しています。
ジョン・レノンの Imagine を、忌野清志郎がカバーした曲にもありましたが、国境という名の線も実際の土地には描かれてはおらず、『ただ地球があるだけ』です。
もう少し想像の翼を広げると、仮に宇宙人がいたとして、彼等から見た我々は、『ただの地球人』でしかないでしょう。
このような俯瞰した視点や考え方が、いつの時代でも大切なのではないかと思っています。
このようなコラムが、少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。