日産セレナのメンテナンス事例:4台の整備レポート
今回ご紹介するのは、
マツダ アテンザワゴン
4WD XD PROACTIVE
クリーンディーゼル車に実施した
ウォールナットブラスターによる
インテークマニホールド洗浄作業です(`・ω・´)
こちらのアテンザは、当社で新車をご購入いただいた車両で、
初回登録から7年、走行距離は約11万キロとなります。
今回の車検では、
オーナー様より
「年数も距離も重ねたので、このタイミングで一度しっかりリフレッシュしたい」
というご相談をいただき、
ブレーキ、足回り、エンジン関連まで含めた
大掛かりなメンテナンスを実施しました(・∀・)
ブレーキ一式
ショックアブソーバー
ロアアームを含むサスペンション周り
エンジン関連では
ウォーターポンプ
サーモスタット
エンジンマウント全数
クラッチオーバーホール
さらにエアコンのリフレッシュまで行い、
時間をかけて全工程を無事に完了しています(^^)
ただ、これらすべてを一度にご紹介するのは難しいため、
今回はその中でも
クリーンディーゼル車で特に影響が出やすい
インテークマニホールド
スロットルボディ
EGR系統の洗浄作業に絞ってお話しします。
まず前提として、
EGR(排気再循環)システムは
クリーンディーゼル車に限らず、
多くのガソリン車にも採用されています。
そのため、
ガソリン車でもインテーク系が汚れること自体は
決して珍しい現象ではありません(・_・)
ただし、
同じEGRを搭載していても、
汚れの進行スピードや堆積量には
ガソリン車とクリーンディーゼル車で
はっきりとした違いがあります。
ディーゼルエンジンは構造上、
ガソリンエンジンに比べて
排気ガス中のスス(カーボン)量が多く、
そのススを含んだ排気ガスが
EGRによって吸気側へ戻されます。
さらに、
ブローバイガス由来のオイルミストが加わることで、
ススと油分が混ざり合い、
粘着性の高い汚れとして
インテークマニホールドやEGR通路に
付着しやすくなります(´・ω・`)
近年のクリーンディーゼル車には、
外見上スロットルバルブのように見える部品が
装着されているケースもありますが、
ガソリン車のように
常時吸気量を制御するためのものではなく、
EGR制御やエンジン停止時の振動低減、
DPF再生制御などを目的とした
補助的な役割で使われています。
こうした構造や使用環境の影響により、
ガソリン車でも汚れは発生するものの、
クリーンディーゼル車の方が
より短期間で、より厚く
インテーク系が汚れやすい傾向にあります( ̄▽ ̄;)
実際に今回の車両でも、
洗浄前のインテークマニホールド内部は、
金属面がほとんど見えないほど
ススが堆積していました。
この状態が進行すると、
アイドリングが安定しない
発進時にもたつく
加速が重く、伸びが悪い
といった症状が現れることがあります。
今回のアテンザについても、
オーナー様から少し前より
「以前より出だしが重く感じる」
「踏んでも伸びが鈍い気がする」
といったご指摘を受けており、
点検結果と照らし合わせたうえで
今回の洗浄作業を行っています(・ω・´)
そこで使用したのが、
ウォールナットブラスターです。
クルミの殻を粉砕した専用メディアを
エアで吹き付けて洗浄する方法で、
金属を傷めにくく、
長年蓄積したスス汚れを
効率よく除去することができます(^^)v
なお、
作業中の写真については、
実際にウォールナットブラスターを当てながらの作業となるため、
どうしても手元が動き、
ブレた写真になってしまっています。
現場でのリアルな作業の雰囲気として、
ご理解いただければと思います(笑)
洗浄後は、
インテークマニホールド内部の金属面がはっきりと確認でき、
スロットルボディやEGR通路も含めて
可動部の動きは本来の状態へと回復しました(^^)
この作業は、
専用設備と分解作業、
そして確実な判断が必要になるため、
どこの整備工場でも行っているものではありません。
当社では、
実際の汚れ具合や使用状況を確認したうえで、
必要と判断した車両に対してのみ
この作業をご提案しています。
クリーンディーゼル車を
できるだけ長く、
安心して乗り続けたいと考えている方にとっては、
非常に効果的なメンテナンスの一つです(´∀`)
今回のアテンザも、
インマニ洗浄を含め、
全工程すべて無事に完了しています。
今後も、
実際の整備事例を通して、
車両の状態に合わせたメンテナンスの考え方を
お伝えしていければと思います。
クリーンディーゼル車の不調や、
走行距離が伸びてきた車両で
気になる点がある場合は、
お気軽にご相談ください(^^)
代表:遠藤
【お知らせ】
いつも記事をご覧いただき、ありがとうございますm(_ _)m
情報発信の形について、少し整理をさせていただきます。
今後は、
ホームページとInstagramを主な入り口として、
日々の整備の様子や作業事例、
概要を分かりやすくお伝えしていきます。
その中で、
「もう少し背景や考え方を知りたい」
「なぜその判断に至ったのかを知りたい」
と感じていただいた方に向けて、
一歩踏み込んだ内容をnoteにてまとめていく予定です(^^)
整備の裏側や、
実際の判断基準、
日々の現場で感じていることなどを、
無理のないペースでお届けしていきます。
すべての方に向けた発信ではなく、
気になる方が、必要なタイミングで
読んでいただける場所として
noteを位置づけています。
これまで通り、
日々の整備や車に関する情報発信は
変わらず続けてまいりますので、
今後ともよろしくお願いいたしますm(_ _)m



