自動車ガラス屋さん??現象
昨年当社でご購入いただいた令和4年式ステップワゴンAIR。
じつは少し前にも左スライドドアを大きく損傷し、交換したばかりの車両でしたが、今回も左側を大きく擦られ再入庫となりました(-_-;)
ステップワゴンAIRは一見シンプルな外板ですが、実際にはスライドドア・クオーター・サイドシル・リアフェンダーアーチと複数の立体ラインが重なる構造で、衝撃が入ると折れ目や面が一気に崩れやすい特徴があります。
今回も画像の通り、下側の絞りラインが大きく押し込まれ、クオーター後方はアーチまで変形。前回交換したばかりのスライドドアも、再び新品交換が必要なレベルの損傷でした。
【作業内容】
スライドドアは新品パネルを下地処理して塗装。
アーチ部分とサイドシルは鉄板修正後、細かな面出しで折れや歪みを整形。
クオーターは広範囲の歪みを再構築し、色合わせを行い塗装。
最後にスライドドアの開閉クリアランスを細かく調整。
納車前チェックでは、ラインの通り・映り込み・開閉動作ともに良好。
白パール特有の歪みも自然光で確認して問題なし。
前回のドア交換に続き、今回も“購入車両を長く大切に乗ってほしい”という思いで丁寧に仕上げています('◇')ゞ
側面損傷は外観ダメージだけでなく、スライドドアの稼働性にも大きく影響します。
特にステップワゴンのように複雑なプレスラインを持つモデルでは、衝撃による歪みが広範囲に波及しやすく、構造理解に基づいた修復が必要です。
ドアクリアランスの復元は、単なる“修理”ではなく、車本来の使い心地を戻すための重要な工程。

当社では新車販売から整備・鈑金塗装まで一貫して対応しており、車両の状態・使用環境を踏まえた整備をご提供しています (^_^)
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