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遠藤修プロは四国放送が厳正なる審査をした登録専門家です

ディーラーが匙を投げたBMWヘッドライトを復活させた件

遠藤修

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テーマ:輸入車メンテブログ

久しぶりの作業となったヘッドライト水没改善ブログ。

BMWあるあるでご来店されたご新規様(*^_^*)

ディーラーでは「交換しかない」と言われ、金額にビックリされて当社の名前が出たようで、ご相談いただきました。

実はBMWのヘッドライト水没はネット上でもよく話題になります。

原因としてはヘッドライト内部の通気構造が複雑で、経年劣化によるシール不良やわずかな亀裂、洗車時の高圧水が侵入することが主な要因とされています。

過去にも輸入車部品商さんからリペアキットを取り寄せて交換し、その上でコーキング処理を行う作業を何度も行ってきました(^o^)丿

今回も同様の流れで対応しようとしましたが、ここで思わぬ壁に直面…部品商さんに問い合わせると、このモデルには適合するリペアキットの設定がないとの回答。

仕方なく、取り外し時にひび割れや破損がないかを十分にチェックし、今回はコーキングのみで対応することになりました!



作業の流れは以下の通りです↓

お車をお預かり

1.フロントバンパーをずらしてヘッドライトを取り外す

2.ヘッドライト内部の水分を完全に除去し、十分に乾燥させる



3.ひび割れの有無を念入りに確認し、コーキング処理を実施(画像から分かるように、取り外してエアーを吹き込みチェックすると水が入っている箇所から泡がブクブク…重点的にコーキングが必要な箇所はハッキリとしています)



4.再度しっかり乾燥させる



5.ヘッドライトを取り付け、バンパーを復元



6.光軸調整を行う

7.これでもかというほど水をかけ、再発しないか確認

8.走行テストを行い、異音やシステムチェックを徹底

代車がなかなか空かずお預かりまでに時間がかかりましたが、作業に入ればスムーズに進み、オーナー様にお伝えした予定より早く完成・納車となりました(=゜ω゜)ノ

当社ではどんな作業でも完成検査を徹底しており、例えばエンジンオイル交換の際も、一度リフトアップしてオイル排出部分を手で触って再確認しています。

場合によっては、このチェックの方が時間がかかることもあります(^^;)



今回の作業でももちろん行っており、数日後オーナー様から「半脱着した側のバンパーとヘッドライトの隙間が大きい」とのご連絡が。。。近くで見ると気づきにくいですが、1mほど離れて見ると左右の隙間の違いがわかることが判明(゜д゜)!

再度お預かりして即日対応し、左右対称の隙間に調整しました。

今度から間近で見るだけでなく、1メートルは離れて見て隙間具合をチェックするようにしますと納車時にオーナー様とお話をして、無事に納車完了しました(❁´◡`❁)

ただ、そのバンパーとヘッドライトの隙間事件の調整中の画像は取り忘れ…早く改善したくて忘れてしまい、戒めのために残しておきたかったのでちょっと後悔しています(;´・ω・`)

ちなみに、水をかけまくった後の画像をよくよく見ると左の隙間が大きく見えます…今見ると気づけたのに、その時は気が付かなかったのが恥ずかしい限りです。

この度は、ヘッドライトの隙間事件ではご迷惑をお掛けしましたが、笑顔で許していただきありがとうございました(人''▽`)☆

今後ともどうぞよろしくお願いいたします(^_-)-☆


(代表:遠藤)

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遠藤修
専門家

遠藤修(自動車整備)

GLOBAL CARS (有)オートサービスエンドウ

1台1台じっくり向き合い、高い精度の点検整備を提供。国産車はもちろん、あらゆる輸入車の整備ノウハウと専用機器を保有する。県内随一の対応力をもったモータースとして支持されている。

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