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VWオーナー必見!赤い車に起こる“塗装劣化の3大原因”とは?

遠藤修

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テーマ:ボディーメンテブログ

あるあるのVW赤色の塗装不良(^^;)

今回は、お客様のVWビートルの塗装補修作業をご紹介します\(^o^)/

経年劣化により、特にボンネット部分の塗装が大きく傷んでおり、オーナー様よりご依頼をいただきました。

見た目の美しさを取り戻し、これからも大切に乗っていただけるよう、しっかりと手を入れさせていただきました(^_-)-☆



▼今回の施工ステップを写真でご紹介します!

1.旧塗膜の研磨・剥離作業



2.下地の補修・パテ整形

3.プライマー塗装・下地処理



4.ベースカラー(赤)塗装

5.クリア塗装で仕上げ



乾燥・磨き上げ後の完成

ビートルの可愛らしい丸みが、鮮やかな赤でしっかりと蘇りました(´∀`*)ウフフ



現在は仕上がった状態ですが、オーナー様のご都合により納車待ちとなっています(*^^*)

最終仕上げには、当社自慢の『純水』を使用した手洗い洗車を施しています(^o^)丿

この事例は、、VW赤に特有の“あるある”トラブルのひとつです。

※実は当社で使用しているサービスカーポロはもっとひどい状態です。。。(;´・ω・)

なぜこのような塗装劣化が起こるのか?

他のオーナー様はどう対処しているのか?

少し調べてみました( *´艸`)

〇VW赤の塗装不良がよくある理由(技術的背景)

√ 1. ソリッド系赤色塗装の性質赤色(特にソリッド塗装)は紫外線の吸収率が高く、劣化スピードが他色より早いそうです。染料の構造上、紫外線によって色あせ・分解が起こりやすいとのこと。

√ 2. 2000年代前後の塗装工程(環境対応型塗料)2000年代前半は、環境規制の影響で有機溶剤ベースから水性塗料への移行が始まった時期。この時期のVWでは、水性ベースコート+クリアの耐候性がまだ不安定だったとの報告があります。

√ 3. クリア層の劣化赤色ソリッド+クリアの組み合わせだと、特に「クリアだけが白く濁って剥がれる」現象(通称:チョーキング現象)が起きやすいようです青空駐車、南向きにずっと晒されてる車は特に要注意。



〇 実例・技術報告から抜粋・VW Golf Mk4(1998~2004年)・VW Polo(9N系)・New Beetle(2000年代前半製造)

海外オーナーたちのフォーラムでは、「VWの赤は最悪(x_x」「クリアコートが毎年剥がれる(;′⌒`)」といった声が多数。

オーストラリアではVWに対して塗装保証を求める集団クレームも発生した事例がありました!
(参考:Consumer Forums, VWVortex, AussieAuto Forums)



今回の作業では、赤色特有の劣化現象にしっかりと向き合い、
下地処理から仕上げまで丁寧に対応いたしました(*´ω`*)

「大切なお車を長く綺麗に乗っていただきたい」
その想いで、今後も一台一台に全力で対応してまいります(^_-)-☆


(代表:遠藤)

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遠藤修
専門家

遠藤修(自動車整備)

GLOBAL CARS (有)オートサービスエンドウ

1台1台じっくり向き合い、高い精度の点検整備を提供。国産車はもちろん、あらゆる輸入車の整備ノウハウと専用機器を保有する。県内随一の対応力をもったモータースとして支持されている。

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