アウディメンテナンス特集!第2弾
当社で販売させていただいた黄色のボルボ240は、ワゴンでしたがこちらはセダン。
ボルボ240W 中古車販売 ①
白の240はずっと他社さんでメンテナンスしてきたようで、この度はじめて当社のご利用となりました('◇')ゞ
初めてのご利用から何度かご入庫、色々と作業をさせていただきました!!!
この度~当社で中古車をご購入した頂いたのを機に手放すことが決まり、今までのメンテナンス記録簿的なブログとなります!
先ずは初回なんですが、この時はもう既に色々と調子が悪いところ多数あり。。。
・警告灯点灯(フォルトコードからオーツーセンサー交換)
・エンスト気味(スモークテスター診断からホース,プラグ交換)
・燃料ポンプの作動音が大きい(プライマリーポンプ不良)
・Fワイパーが動かない(モーター,ハーネスなど点検からヒューズ交換)
・運転席ドアが開閉しにくい(ドア分解から調整,グリースアップで改善)
ご要望事項タイミングベルト交換時に発見のオイル漏れ箇所(カム,クランク,バランサーシール)の部品交換に、ぱっと見で漏れていると分かるタペットカバーパッキン交換。
最終はエンジンオイル&オイルフィルター交換で初回ご入庫は完了しました。
続いてのご入庫は、冷間時のアイドリングが低い症状の改善。
ISCV,イグナイターやコンピューターも点検、点火タイミングなどをみて不良というか劣化していて調子を崩している箇所を特定。
クランク角センサーにディストリビューターキャップ&ローターにプラグコードを交換しています。
前の入庫時に診断済みだった、インタンク燃料ポンプのプライマリーポンプも交換済み。
ここまでで作業完了となった、2回目のご入庫でした( `ー´)ノ
3度目はエンジン始動不良。。。
これは一番苦労した事例となりました(-_-;)
エンジンは確かに始動できない状態ですが、原因がいまいち特定できず時間ばかりが過ぎていきます・・・
点火していないので、その辺の信号とオシロスコープを用いて波形をみて診断。
信号波形点検
前々からなんか怪しいと思われた、ECU(コンピューター)に繋がる配線などは何をどう修理したか分からない状態。
どうしても何らかの修理をされた箇所が何をされたものなのか分からない分、怪しく感じます。
配線図を見ながらその辺を出来るだけ元通りに復元し、確信はなかなか持てませんでしたがパワーステージ(レジスター)を交換して各部調整。
お時間を結構頂きましたが、なんとか始動不良は改善となりました!
故障頻度が多くなり最後は走行中にトラブル発生。
そこから始動不良となったので、ちょっとこれからも使用するにはいつも不安がよぎりますね。。。
当社としましてもその都度修理してきたので、手放すことに決まりちょっと寂しい気持ちです。
長年乗り続けてきたオーナー様は、熟慮の結果とはいえより一層の寂しさがあるかと思います。。。
ご入庫初めから思い起こすと改めて思う事は、他で修理した箇所の修理は難易度が何倍にもなるって事~(・_・;)
特に旧車となると今まで手付かずってのは絶対に無いかと思うのですが、やはり思考が違うと修理の仕方が違うので~
時には何故こんな事になってるかサッパリ分からない修理痕もあります。
最終は正常復帰させることが出来ましたが、色々とご迷惑をおかけしました。
販売先も当社にお任せいただいているので、出来るだけ頑張ります!!!
またご連絡させていただきます。
一先ずはここまで、ご利用いただきありがとうございました(^_-)-☆
(代表:遠藤)
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