作業完了後のトラブル。。。アコードワゴン/CE1
1台目のハイエースは、4年前ぐらいに当社で中古販売させていただいた車両。
保証付きハイエース中古車販売!!
4ナンバー/1年車検となり、車検はもちろん6カ月法定点検もキッチリご入庫があります!
今回は10万㌔手前という事で、販売時も交換していますがATF圧送交換一式作業をプラスした法定点検となります。
決まった項目の点検後に、早速ATF圧送交換一式作業開始。
オイルパンと取ると見事に鉄粉が溜まった状態です。。。
せっせと掃除をして復元。
ATF圧送交換後にSOD-1プラスを施工済みです。
交換距離を5千㌔ぐらいオーバーしていたエンジンオイルをオイルフィルター+SOD-1プラスで交換。
他には摩耗痩せがある補機ベルト交換に、もう限界のバッテリーを交換済み!
全作業後の完成検査も良好なので、無事に納車させていただきました('◇')ゞ
特に異常があった訳では無かったのですが、体感できるぐらい走りは良くなっていますので費用をかけた甲斐がありましたね!
続いては圧送交換で、なんとか直ってほしい~と作業したシエンタ。
10年以上前に当社で中古販売させていただいた車両となります。
始まりは車検整備のご予約からですが、この時にもお話が出たお乗り換えの話。
15年経っていて走行は約16万㌔ですので、こちらからもご提案をさせていただきました('◇')ゞ
話し合いの結果は、あと1回だけ車検を受けて2年後に乗り換えという事に~
車検の内容は、今までもばっちりメンテナンスしてきたので変わった作業といえばオーバーランしていたセルモーター交換ぐらい。
車検のちょっと前にバッテリー交換しているので、高額な部品も出ず終了しました。
ボンネットフードのクリア剥げが気になるようだったので、同時に塗装修理も行いました。
難なく車検が終わり納車後から1か月ちょい経った時にお電話があり、冷却水警告点灯との事。
ビックリはしましたが、もう当社に向かっているようだったのでご来店いただきました。
直ぐに点検するとヒーターホースのパイプがパックリ割れていますね。。。(-_-;)
冷却水は、ほぼ入ってない状態。。。
エンジンは助かっていたようなので、部品を取り寄せ交換して試乗テスト。
支障は無かったようで、何の不具合も無いのでそのまま納車させていただきました!
そして問題はその翌日。
またまたご連絡があり、走りだしがガコガコなるとの事。。。
ご来店いただき当社の方でも試乗テストすると、確かにそんな症状が確認できます(・・;)
いろいろと調べていき行き着いた診断結果は、CVT不良。。。
結論から申し上げますと、オーバーヒートしかけた影響で高熱にさらされたCVTが駄目になったかと思われます。
当日に症状が出ずに翌日に出る、このいやらしい症状には頭を悩ませました。。。
CVT内部部品の交換をするか?
でもこの年式と走行距離では他にも次々とトラブルがでるかも?
お客様とご相談の結果、CVTF圧送交換作業一式を行いダメだったら乗り換えする事となりました。
こちらとしても申し訳ない気持ちがありますので、このやってみる作業の費用は当社持ちで!
圧送交換一式作業は前々からの説明通り、不具合を改善する作業では無くあくまでもトラブル回避のための予防整備です。
ですが、少しの望みをかけて作業を実施!
オイルパンを取った瞬間から真っ黒に焦げたようなフルードをみて、こりゃ駄目だなぁ。。。
となり結果は、症状改善せずでした(-_-;)
お乗り換えとなったお客様には、出来るだけご希望に沿った車両をご用意させていただきました。
残念な結果とはなりましたが、当社としても出来る限りの対応はさせていただいています!
という訳で、同じ圧送交換作業実施でしたが明暗を分けたトヨタ車2台でした。
前述したようにATF/CVTF圧送交換一式作業は、予防整備!
費用はかかりますが、何かしらの症状が出てからは基本的に遅い作業となります。
今回のシエンタの件では、ダメ元で行ったので当社で費用持ちの作業。
あらためてこの作業の意味を痛感した案件となりました。
オートマの予防整備についてご興味のある方は、HP(ホームページ)のATF/CVTF圧送交換コーナーへ!
ATF/CVTF圧送交換
宜しくお願い致します(^_-)-☆
(代表:遠藤)