H12年からH29年のスズキ車の車検整備
お問い合わせがあり、ATがおかしくなったので点検のご依頼がありご来店。
ちょっと直ぐに点検する事が出来なかったのですが、スキャンツール診断&走行テストでATバルブボディ不良と診断しました。
お客様とご相談の結果、修理後の確実性からリビルトAT載せ替えと決定!
お見積り時や作業内容のお話を何度か打ち合わせさせていただきましたが、回数を重ねるたびに感じるのはこのデリカスペースギアへの愛!!!
ご新規様だったので最初は分かってはいませんでしたが、AT載せ替えまでするという事はよっぽどの思い入れがある事は修理する側に物凄く伝わってきます!!!
そうなってくると、AT診断中にリフトアップした時に気になったAT以外の不良個所。。。
ATが改善しても、その他が故障しては。。。との思いが修理する側にも大きくなっていき思い切ってその他も改善しましょうとご提案させていただきました。
『この際、すべて修理します!!!』と、ご了承もいだだけたので今現時点でやらねば!!!の作業全て実施済みとなります('◇')ゞ
4駆のトランスファー付きのATは、下ろすのにも一苦労~(;^_^A
スタッフが集中して手が離せなくなるので、お客様の来店がなくなる18時以降に4人がかりでバランスを取りながら取外しです。
下ろしてしまえば、清掃しながらリビルトATにトランスファーを組替。
エンジンのクランクシールもATを付ける前に交換しておきます!
大物のAT交換が終わればそのあとは、エンジンのオイル漏れ修理、パワステフルード漏れ修理、前後共に限界まで減っていたブレーキパッド交換とその他作業を続けて実施。
大体の予定していた作業が終わったので、一旦は下ろして試乗テストです。
ん。。。私的には走行時の変速に違和感が。。。(・_・;)
私の勘違いか??工場長ともう一人にも試乗てもらい確認すると同意見です。。。
大事を取ってのAT載せ替えで、何てことだ。。。と不安に思い、再度作業箇所を徹底チェック!
ちゃんと組み上げ出来ています!!!
当然ですが故障前の状態を当社で知る者はいないので、事情をお話してお客様にも試乗してもらう事になりました。
試乗から戻られるまでドキドキものでしたが、お客様から『絶好調です!!!』と言っていただき、一安心(^^)/
今すぐ乗って帰りたいと言われましたが、まだ作業が残っていたのでこのままお預かりし予定していた作業をすべて完了させ納車させていただきました。
これからもガンガン使用するという事で、トランスファー、フロント/リアデフオイルには当社で考える一番の組み合わせの『ロイヤルパープル』&『SOD-1プラス』を使用しています。
もちろんエンジンオイルにもSOD-1プラスを施工済み。
故障前の状態が当社では分からないので、どう変化したかの違いも分からないのが残念ですが、当社で出来るベストなものを使い作業を実施させていただいています!
思い入れがあるのも伝わってきましたが、早く乗りたい!というのもよく伝わってきました。。。
が、結局は約1か月ほどのお預かりになってしまって申し訳ございません。。。(-_-;)
しばらくは何も無いよう祈っていますが、なにかお気づきの点がございましたらいつでもご連絡ください('◇')ゞ
ありがとうございました!
(代表:遠藤)