【日本理化学工業(株)大山社長】講演会
今回は、手法も多様化し、複雑になっている採用方法についてご紹介したいと思います。
求人採用活動においては、応募して欲しい求職者に、
①いかに求人を認知してもらうか
②いかに応募してもらうか
の2点が対策のポイントになりますが、
ここでは、①の対策として、どんな手法があるか全体像を知って頂きたいと思います。
新卒採用と中途採用により、アプローチも変わりますので、今回は「中途採用」を想定して、ご紹介致します。
■求人サイト(転職サイト)
リクナビNEXT、doda、マイナビ転職、
エン転職…等の総合サイトのほか、
業種・職種やエリア等に特化したサイトなど。
■スカウトサイト
ビズリーチ、リクルートダイレクトスカウト…等
その他、上記転職サイトでもスカウト機能を
併せもつものも多い。
■アグリゲーションサイト(求人検索エンジン)
indeed、求人ボックス、スタンバイなど。
元来はWeb上の求人を検索するサービスで、
同サイトへの直接投稿や有料掲載なども可能。
■自社採用サイト
自社コーポレートサイト内への作成や、
独立した採用サイトの作成、
またAirワークやengage等の無料ツールの活用など。
→求人の露出を増やすために、
アグリゲーションサイトやリスティング等の
併用もあり。
■人材サービス会社
・人材紹介会社(転職エージェント)
紹介人材の採用に至った場合にのみ
成功報酬として紹介手数料の支払い。
・人材派遣会社
派遣会社が雇用する人材を受け入れ、
派遣料金を支払う。
※シルバー人材センター
派遣、紹介、請負の形態で対応。
■ハローワーク
離職者の紹介を中心とした無料の公的機関。
ハローワークインターネットサービスで
Web上にも求人公開。
アグリゲーションサイトでも検索される。
■リファラル採用
既存社員からの知人紹介やクチコミ活用。
制度として確立し報奨金を出すケースも。
■その他
・WantedlyやLinkedIn等のビジネスSNSの利用。
・専門学校や資格スクール等、教育機関への
アプローチ。
・合同説明会、マッチングフェアの活用。
・求人誌や新聞折込チラシの活用。
以上が、現時点で私が知り得る採用手法の全てになります。
企業の状況や募集のポジションによっても最適な手法は異なりますし、これも冒頭の①の対策に過ぎないので、合わせて求人内容の充実や会社自体の価値向上など②の対策も必要です。
まずは採用手法の全体像を知って頂いて、それぞれの詳細や何が最適か、気になることがありましたら、お気軽にご相談頂ければと思います。