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リビング階段で後悔!NGポイント7選 1&2

上谷幸祐

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テーマ:間取り

こんにちは、住まいの専門家かみだにです。

現在、階段を設置する際にリビング階段を採用する方は非常に多いです。

リビング階段は、メリットとデメリットが分かりやすい仕様なので、特徴を理解してしまえば後から後悔をするということは、ほとんどないと思います。

後悔する特徴に合わせて解決策も詳しく解説しますから、家の動線の要である階段で失敗しないように、是非最後までご覧ください。

それでは、採用率の高いリビング階段で後悔するNGポイント7選をご紹介します。

1 . リビング階段の種類

リビング階段で後悔するNGポイント7選1つ目は、リビング階段の種類です。
リビング階段を仕様別に分けると、こちらの3種類があります。
①LDK内の昇り口タイプ
②階段全体がLDK内にあるタイプ
③吹き抜け一体型タイプ


一つずつ説明していきます。

➀LDK内の昇り口タイプ昇り口がLDK内にあるタイプは、最も採用されることが多いタイプです。
リビング階段というよりは、リビングを通過する階段といった方が良いかもしれません。

実際には昇り口のみがリビング内にあるような形です。
主な採用理由は、家族とのコミュニケーションや、省スペース化というような機能面に関することになります。


➁階段全体がLDK内にあるタイプ
階段全体がLDK内にあるタイプは、先ほどの『➀LDK内の昇り口タイプ』と『➂吹き抜け一体型タイプ』のハイブリッドというような形です。
吹き抜けまでは設けないけど、ある程度階段のデザイン性も欲しい、というような場合かもしれませんね。

➂吹き抜け一体型タイプ吹き抜け一体型タイプは、機能面というよりも、解放感や1・2階の一体感というような空間設計やデザイン性を重視している場合に採用されます。もう単純に憧れますよね。

結論から言うと、一番後悔の声につながりやすいのは『➁階段全体がLDK内にあるタイプ』だと思います。

なぜかというと、『➂吹き抜け一体型タイプ』のような、明るさや解放感、1・2階の一体感というようなメリットはあまり無いにも関わらず、臭いや音、空調に関してのなどのデメリット部分は『➂吹き抜け一体型タイプ』と同様だからです。

もちろん『➀上り口がLDK内にあるタイプ』も、多少は臭いや音や空調といったデメリットはありますが、仕切りを設置するなどの対処が容易に行えますので、後悔につながるとまでは言えません。

実際、『➁階段全体がLDK内にあるタイプ』や『➂吹き抜け一体型タイプ』の階段は、後からそういった対処をすることも難しいですよね。
ですので何事も中途半端よりは、行き切った方が良いのかもしれません。


2. 空調が抜ける

リビング階段で後悔するNGポイント7選2つ目は、空調が抜けてしまうことです。

これは特に、冬場に後悔したという声が多いですよね。リビング階段一番の後悔といっても過言ではありません。

1階のリビングでいくら暖房しても、2階に暖気が上がってしまって、1階に冷気が下りてくるという後悔の声ですね。
ですが、これの解決方法は単純で、2階ホールの気密性を上げることで解決します。

そもそも、冷気は下りてきません。なぜなら熱は、高い方から低い方へしか移動しないからです。(熱力学第二法則)
つまり、冷気が下りてきてる訳では無く、暖気が上がっているのです。そこで暖気と冷気の置換が起きている訳です。
ということは、リビングで暖房を一定時間かけていれば
2階ホールの空気があたたまった時点で、徐々に暖かい空気の範囲は下りてきて、リビングで冷気を感じるということはなくなるんです。
水栓でお湯をひねっても水を出し切るまでは、すぐには出ませんよね。それと同じです。

ですが、いつまで経っても階段付近で冷気を感じる場合があります。その原因が、低い気密性なんです。

2階ホールの気密性が低いと、せっかく暖まった空気は、2階ホールからドンドン外へ抜けていますから、いくら暖房してもあなたのお家の1階は暖まりません。

暖かくなるのは、地球の外気を全部暖め終わってからになります。
ですので、効果真っ先に2階ホールの気密性を上げておくことで、冬場のリビングの暖房にが出ます。

特にダウンライトやスイッチ・コンセントは、気密をさまたげるピンホールになりますので、事前に気密処理をしっかり要望しておきましょう。
また、先ほどのようにリビングと2階ホールは一体空間なので、できる限り2階ホールの面積を小さくしておくこともリビングをスピーディに暖める為に有効です。

ちなみに気密性と同じように断熱性も大事ですが、冬場の寒さ対策には、まず気密性が大事です。

バケツに入れた温水が、冷たくなる方が早いか、穴の空いたバケツの温水が無くなる方が早いか、という話ですね。
「その例えで合ってんの?」いや、そう言われるとちょっとわからないですね。

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上谷幸祐
専門家

上谷幸祐(一級建築士)

アクアホーム

家族の「叶えたい」が詰まった理想のお家を提案。土地探しから資金計画など、家づくりの初期段階からサポートする地域密着型の工務店。公式YouTube「住まいの専門家チャンネル」の登録者数は2万人を超える。

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