悪質商法から老親を守る
リフォーム悪質訪問商法のもとは「豊田商事」にあった!
先日読んだ本にリフォームの悪質訪問商法の
驚くべきことが書かれていまして、唸ってしまいました。
皆さんは30年前、あの世間を騒がせた「豊田商事」
「ベルギーダイヤモンド」事件を覚えているでしょうか?
高齢者を中心に数万人が被害に遭い、被害総額
2000億円近いとされる詐欺商法でした。
しかし、逮捕を免れた残党が全国に散って、ここの
マニュアル・ノウハウを持って始めた悪徳商法の一つが
住宅のリフォーム訪問商法だったそうです。
狙いは高齢者世帯だが、一人暮らしの老人ではなく・・・
そのマニュアルでの中で一番驚いたことは、ターゲットは
<狙いは高齢者世帯だが、一人暮らしの老人ではなく
夫婦二人暮らしの老人世帯であること>でした。
なぜか? 一人暮らしの独居老人だと
「〇〇が大変なことになっている。すぐに直さないと家が危ない」
と言っても
「どうせ一人だし家がダメになるときは自分もいっしょだからいい」
となってしまって仕事にならない。 これが夫婦二人暮らしだと
どちらかが一人になった時、お互いが残された人のことを考えて
「えーそりゃ大変だ。早く直してもらわなくちゃ」となるそうです。
まだまだいろいろなやり方がありますが、何れも人の善良な
優しい心に付け込んでダマすという、卑劣な行為です。
今でもこの手の会社はたくさんあって、被害者が増え続けています。
今までにも書きましたが、こんなことをやっている悪徳会社はわかっても
せいぜい業務停止命令○か月程度の処分ですみ、すぐに復活しています。
くれぐれも引っかからないようにご注意ください。
一番の注意のポイントは 「近所で工事をしている」です。
■浜松市のリフォーム専門の工務店「優建築工房」のHPはこちら