EXP・Jの雨漏りケース(4)
本日は雨漏り調査をする際に使用する赤外線カメラをご紹介します。
沼津市のとある住宅の窓枠から雨漏りするという事で伺いました。
↓写真でもお分かり頂ける通り、サッシ内側木枠部に濡れた跡があります。
漏れている部位が2階ですので、高所作業車による散水試験を実施しました。
写真では分かり難いかもしれませんが、薄っすらと水が漏れて来たのがお分かりになりますでしょうか?
ここで赤外線カメラの出番です!!
まず↓が散水前に赤外線カメラで撮影した写真です。
温度が高い箇所は赤く、低い箇所は青く、中間箇所は黄色く表現されます。
こちらは散水後に漏って来た様子を赤外線カメラで撮影した写真です。
漏って来た箇所が青くなっています。水の浸入があった為、温度が低い青色で表現されます。
今回の漏っている箇所は表から見えますので、特に赤外線カメラを使用する必要性はありませんでしたが、赤外線カメラの使用例として分かり易いと考え、取り上げさせて頂きました。
本来は漏っている箇所の内装材を壊して散水するのが一番確実ですが、ご依頼によっては内装材を壊せない現場や漏っている箇所が裏側で見え難い箇所などには有効な機材です。