EXP・Jの雨漏りケース(4)
1年前より強い風雨時に建物東面に集中して雨漏りが発生している商業ビルの調査です。
建物構造はSRC 外壁材ALCです。
先ずは、雨水浸出位置を確認します。
4階教室サッシの雨漏り状況の写真です。 丸印が雨漏り位置です。
サッシ内側の木枠に雨水が浸透した形跡があります。
6階ELV前階段室天井にも雨染みがありました。
原因として考えられる考察としては、ALC外壁目地、サッシ廻りシーリングの劣化及び剥離、又はALC外壁面の亀裂、サッシ本体ゴムパッキンの劣化、屋上出入口の隙間、屋上陸屋根(ウレタン塗膜防水の浮き膨れ、切れ等)です。
雨漏り調査はこのような目視による調査から始まり、この結果に踏まえて修繕の提案をしていきます。