EXP・Jの雨漏りケース(4)
実はこのお宅、2013年の4月~5月にかけて調査工事をさせて頂いたお宅なんです。
お家の方も雨漏りが止まったとの事で天井を貼り替えしたとの事でした。
ところが2015年の12月に再び雨漏りがしたとの事で伺ったところ、雨染み跡が・・・
ぐるりと雨漏り箇所の上部を見まわしたところ、特に異常はありません。
となると、あそこしかないか~?、でもそんな事はないよな~?と
側面から戸箱の中をのぞいたところ、え!と絶句してしまったのです。
これが戸箱を外した写真です。
なんと!板金のカバーをした下側のシーリング処理がされていなかったのです!(赤矢印の位置です)
なぜこんな事が起こったのか?!
実はこの板金カバー施工の際に、私は他の用事で現場を離れていたのです。
この施工をした職人さんには板金周囲をシーリング処理するよう指示をして出ましたが、戻った際には
既に戸箱も復旧されており、中が確認出来ない状態でした。
職人さんに全周処理した事を確認したところ、「やりました!」との返事だった為、わざわざ外させて確認はしませんでした。私が確認作業を怠った為に起きたヒューマンエラーでした。(続く)