塗り替えリフォームのプロ
五十嵐友清
Mybestpro Interview
塗り替えリフォームのプロ
五十嵐友清
#chapter1
長年住み続けると、あちこちいたんできてしまうマイホーム。外壁を塗り替えて、これからも大切に住み続けたいと願うご家族に「職人の腕」で応えているのが、静岡市駿河区用宗にある「愛情ペイント」です。
代表親方の五十嵐友清さんは、この道20年以上のベテラン職人。7年前に独立して以来、同じ志を持った職人たちとともに、住宅塗装のプロ集団として活躍しています。
通常、こういったリフォーム業界は、お客様と施工業者との間に受注を担当する営業マンが入ることが多いと言います。しかし愛情ペイントは、すべて自社施工。自社の職人たちが、ていねいに手塗りで仕上げます。
「家を塗り替えるのに、どこにどうやって頼んだらいいのか、ご存じない方がほとんどですよね。費用のこと、職人のことなど、いろいろな不安をお持ちだと思います。私たちは、外注や下請けを使わないので、営業に来た人と違う人が壁を塗るということがありません。職人が責任をもって最後まで施工させていただきます」
愛情ペイントに営業担当がいないのは、自分たちの名前と顔、技術、そして手がけた仕事そのものが営業ツール、という自信があるからなのです。
#chapter2
家を一軒塗り替えるのは、決して安くはありません。「だからこそ『お客様のため』という気持ちが不可欠」と五十嵐さんは言います。そんな五十嵐さんにも、下請けの仕事を手がけていた時期がありました。6年前、独立したばかりの頃はどんな仕事も断らず必死にこなしていたといいます。
「お客様が高い料金を払われても、下請けに来るのは、びっくりするほど安い値段の仕事。それでもせっかくいただいた仕事だから、と一生懸命やっていましたが、だんだん、これでいいのか、と思うようになってきたんです」と、五十嵐さんは当時を振り返ります。
安い金額での仕事を求められ、手を抜かざるをえない業者。本来なら3度塗りが必要なのに、一度しか塗らずにすませる職人。そういうケースを、五十嵐さんは何度も目にし、歯がゆさを感じてきました。「職人ならていねいに、納得のいく仕事をしたい」。そんな思いが五十嵐さんを動かします。3年前、下請けを断り、自社施工に切り替えたのです。
会社を知ってもらうために、チラシを作ってポスティングを始めました。同業者からは、そんなやり方で仕事が来るはずがない、と言われたことも。しかし1件、2件と施工を重ねるうち、その仕事ぶりはすぐに口コミで評判になります。「ていねいに仕事をしてくれる」「職人さんたちの人柄がいい」。なかには、他の業者に頼んだものの、すぐに塗装が落ちてしまった、という苦い経験をした人からの依頼もあるそうです。
今ではつねに施工待ちのお客様がいるというまでに成長。「自分たちが職人としてプライドをもってやりとげた仕事は、お客様にも伝わっていて、リピートして下さる方も増えています。これは本当にありがたいことですね」
#chapter3
五十嵐さん自身、独立前に勤めていた会社の上司から「現場が営業だ」と言われていたのだそう。その職人気質は、今もスタッフにしっかりと受け継がれています。
一方で「今は、職人だから仕事さえできればいい、という時代ではないんですよ」とも。「例えば、お客様へのあいさつや言葉づかい、コミュニケーション力も求められます。若い職人に対しては、そういう面も含め、人間として成長できるよう、指導しています」
ジェスリフォームでは、施工を終えたお客様に、アンケートをお願いしています。これは、仕事の出来や職人の評価を100点満点で採点し、よかった点、悪かった点を率直に書いてもらうというもの。100点の高評価が多いなか、足りない点はそのつど全員で情報を共有し、反省を次の仕事にいかします。「5年先、10年先にこの仕事の真価が分かる、だから今は95点、と書いてくださる方もいらっしゃって、その心意気がうれしい。いただいたアンケートは全部、私たちの宝です」と五十嵐さん。
今は葵区・駿河区のみですが、これからは清水区、焼津市、そして県下全域からも注文を受けられるように拡大していきたい、と展望を語ります。「目標は『地域ナンバーワンの塗装店』。塗り替えなら愛情ペイントに、と言われるように、これからもお客様の声にお応えしていきます」
(取材年月:2011年9月)
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Profile
塗り替えリフォームのプロ
五十嵐友清プロ
職人
愛情ペイント〔(株)ジェスTW〕
外注、下請け一切無し。『愛情ペイント/(株)ジェスTW』は、この道20年以上のベテラン職人(五十嵐友清氏)が率いるエキスパート集団です。腕に自信の職人が、丁寧に手塗りで仕上げます。
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