屋根塗装の瓦は塗装が必要なの?

五十嵐友清

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テーマ:専門家コラム



瓦は塗料を使った塗装による補修が必要なのかですが、瓦には塗装での補修が必要な種類と、塗装自体が不要な種類があります。そこでまずは、自分が住んでいる家の瓦を、補修で塗装することが、必要なのか不要なタイプなのかを確認したうえで、塗装をするべきなのか、塗装をしないのかを検討しましょう。今回は、瓦の種類毎に塗装が必要な種類なのか、注意する点も含め紹介していきます。

まず、屋根瓦の種類をご紹介いたします。

・粘度瓦

・コンクリート瓦

・セメント瓦

そして現在最も多くのお住まいで使用されているのが、スレートです。また、粘土系の瓦は、和瓦とも呼ばれ、昔ながらの日本家屋や神社、寺などの屋根によく使用されています。この粘土系の瓦は、他の屋根材に比べて重く、耐震性は他の屋根材に比べると低くなります。ですが、粘土系の瓦は、漆喰等の瓦以外の部分を除けば、基本的にメンテナンスが不要です。他の屋根材のように、表面の保護のための塗装をいうものは必要ないため、塗装を行わなくても問題の無い瓦になります。

次に、コンクリート瓦とセメント瓦ですが、こちらの瓦は先ほどの粘土系瓦とは異なり、セメントや砂、水を混ぜ合わせて作られている瓦ですので、外壁のモルタル同様防水性が低いです。コンクリート瓦とセメント瓦では成分、製法が違いますが、雨水を吸収しないように塗装による表面の保護が必要になります。塗装が必要な瓦は、セメント瓦・コンクリート瓦のみになります。ちなみに、セメント瓦・コンクリート瓦で塗装を行わずに放置してしまうと、塗膜が次第に劣化していき、防水性が失われていきます。そうすると、ひび割れなどが発生し、そこからさらに雨水が入り込み屋根に吸収されていまうと、雨漏りに繋がります。また、セメント瓦・コンクリート瓦は、塗装をせずに放置してしまうと瓦が脆くなりやすく、少しの衝撃で割れてしまう事もあります。
脆くなってしまった瓦は、塗装では強化することは不可能ですので、そうなる前に早めに専門業者に点検やお見積りをお願いすることが大切です。

こちらのコラムを見て興味をお持ちになったり、わからないことがございましたら、ぜひ愛情ペイントにご相談ください♪



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外注、下請け一切無し。『愛情ペイント/(株)ジェスTW』は、この道20年以上のベテラン職人(五十嵐友清氏)が率いるエキスパート集団です。腕に自信の職人が、丁寧に手塗りで仕上げます。

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