明るく健康で安全な住まいのための「幸せを運ぶガラス屋さん」（3/3）

「築20年、30年の住宅、事務所、工場でも、大丈夫です」

夏場の依頼として特に多いのが網戸の設置や張り替え。これが秋から冬にかけては、結露や断熱、西日対策へと変わっていきます。「結露はカビの発生の原因として、アトピーのご家族やお客様への配慮から対策を希望されることが増えています。また断熱対策も省エネに直結しますので、さらに関心が高まってくると思われますね」。
　そんな関心が寄せられている一方で、お客様からよく聞くのが「こんなこと出来ないですよね？」「無理ですよね？」という言葉。特に築年数が古い場合には、あきらめモードの傾向にあるようです。
　しかし、平野さんは「以前、ペアガラスは入れられないと聞いたとか、玄関のリフォームには大がかりな工事が必要だと言われたケースでも、現在では最小限の工事と短い工期で改善可能になってきていますから大丈夫ですよ」と笑顔。「あきらめないで、簡単な修繕や改善によって、暮らしやすくすること。これが『リフォーム』だと思うんですね。だから戸車1つ替えるのもリフォームなんです。家は、一生住むための高価なものですから、もっと窓やドアにも関心を持っていただけたらうれしいですし、皆さんがカーテンや照明にこだわるように、サッシやガラスもご自分のこだわりで選んでいただけたらいいですね」。
　と同時に「私どもは全てにおいて安心・安全を優先し、部材選びから施工まで一貫して行います」と表情を引き締めます。同社だけでなく、同じ想い・同じ価値観の仲間を広めていきたいという熱い想いを胸に、「『住まいは健康・命の源となる大切な箱である』という意識をお客様にも伝えていきたいです」と語ってくださいました。

（取材年月:2011年7月）

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