Mybestpro Members

瀬川仁之プロは静岡新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

賃貸物件の契約締結になぜ住民票は必要なのか?

瀬川仁之

瀬川仁之

テーマ:賃貸借契約時に提出を求められる住民票

賃貸借物件の契約時に不動産屋から必要書類として住民票の写しの原本の提出を求められます。
近年は、保証会社の委託契約により場合によっては、運転免許証等(身分証)だけで済ますケースもあります。
しかし、なぜ、元々住民票が必要なのか?本人だけの記載で良いのか?世帯まで必要か?などを紹介します。



住民票が必要な理由
運転免許証等の本人確認書類に記載されていない情報を確認するためです。
運転免許証等と住民票などを照らし合わせることで契約を締結する人が本人に間違いがないか確認する必要があるからです。
これらの、運転免許証等には偽造防止確認をする方法が何ケ所かありますので速やかに確認をし、住民票等はコピーや偽造防止画像が出ます。
本人ではない人が、賃貸借契約を締結した場合、素性が分からないためトラブルや反社会的な活動に使用される恐れもあります。



よくあるお問い合わせ
住民票を提出する際よくお問い合わせがあることがあります。それは、住民票に記載されている住所と、現住所に相違がある場合です。
不動産業界の慣習では、契約書に記載する住所は、住民票の住所ではなく、実際に居住している現住所を記載するのが、一般的になります。
単身者の場合は原則抄本で、家族の場合は謄本を用意します。
現在、別世帯の方(これから同棲や結婚予定)はそれぞれの住民票の写しが必要になります。

住民票を発行できる場所
役所、協働センター、一部コンビニ(マイナンバーカード保有者に限り)、郵送手続きなど。


不動産会社によって、住民票の提出方法のルールは違いますので、
事前に相談していただくことをおすすめいたします。


リンクをコピーしました

Mybestpro Members

瀬川仁之
専門家

瀬川仁之(宅地建物取引士)

株式会社ハラ不動産

浜松市中央区を中心に、浜松駅周辺(モール街)のテナント物件など、事業用賃貸管理・仲介に特化した不動産屋です。

瀬川仁之プロは静岡新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

事業用賃貸・管理のプロ

瀬川仁之プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼