大本山直樹の【言霊」とは？言霊の力を取り入れる方法

言霊ってなんですか？

言葉を口にすると現実化する？

おはようございます。大本山直樹です。
「声」を仕事にしていると結構この手の質問や取材が少なからず来るんだ。（感謝）今日は「言霊」って何か？「なにか聞いたことがあるけど言葉を口にすると現実化するってホント？」「口にした言葉は本当になる？」といった疑問におこたえしよう。

3ヶ月で夢が実現する言霊の力

言霊の力を取り入れるコツ

「なんだか最近、ついてないな・・・」そんな気がするときは、「ネガティブな言葉を口にしていないか」振り返ってみてごらん。
あなたの口にした言葉には魂が入ります。なんかあやしいな・・と思ったそこのあなた。

言霊とは、よい言葉はよい未来につながるという、日本古来からの考え方なんだ。
宗教でも何でもなく、考え方だとご認識してね。

そこで声の専門家である僕が言霊とは何か、言霊パワーを取り入れるにはどうすれば？現代に生きる私たちを幸せに導く言霊の力について、どう理解して活用すればいいかお教えしよう。

言霊とは

言霊（ことだま）とは、古代、言葉が持っていると信じられた神秘的な霊力のことだ。

言葉には「言霊」があり、発した言葉通りの結果が表れる力があると考えられていたんだ。

言霊の効果って本当にあるの？

大昔の思想のように感じる言霊だけど、実は現代にも息づいている。

例えば結婚式では「切れる」「別れる」という言葉を避けるよね。また死につながるとして、駐車場や車のナンバーでは「4」を避けることもあるよね。

僕の専門分野の音楽業界・芸能界の何時でも「おはようございます。」という挨拶も、この言霊の思想を受けてる。お客様が「来ない」「来ん」につながるから「こんにちは」や「こんばんわ」は使わないで「おはようございます。」と縁起のいい挨拶をする。
こうした特定の場面における忌み言葉は、言霊思想に基づいているのだ。

汚い言葉を口にすると汚い心になっていく。
縁起の悪い言葉を使うと、悪い結果になってしまう。

どういったことか科学的に説明すると、脳に自分で悪い結果を刷り込んでいる状態だ。
「自分なんて」「どうせ駄目」「きっと失敗する」など悲観的な言葉は、自ら不幸を求めている様なもの。

逆にポジティブな言葉や自分を肯定する言葉を口にすると、これも実現に向かう(⌒∇⌒)

この考え方は、現代なら「アファメーション」と言い換えることができるだろう。

アファメーションは「自分を肯定する」という意味を持つ、言葉の力を心理に活用する手法だ。

自分が発する言葉を誰よりも1番最初に聞くのは、自分自身だよね。口に出すとき、何かを考えるときに使う言葉をポジティブにすることは、マインド・精神・脳によい影響を与えるんだ。そしてこうした積み重ねにより、なりたい自分にどんどんなっていくのだ。

例えば僕が実際に行っていることで説明すると、「自分は歌うとき正しい姿勢で歌う」と潜在意識に刷り込めば、ふと鏡に映った自分が猫背だったら違和感を覚えて自然と背筋を伸ばす。

ポジティブな言葉を自分のこととして捉える繰り返しで、願望を現実に導いていく。活躍している歌手・役者・アスリートのも、「上手く歌える」「緊張しない」「大会で優勝する」「試合に勝つ」などの言葉でアファメーションを取り入れている。


言霊の力を取り入れる7つの方法

現代の言霊ともいえるアファメーションで、ポジティブな言葉が持つパワーを取り入れる方法には、どんなものがあると思う？日頃の言動に加え、なりたい自分につながるアファメーションのコツをご紹介しよう。

「すみません」を「ありがとう」に

日本人は本当に謙虚な方が多くて、何かの拍子に、つい「すみません」と言ってしまうことってあるよね。

「すみません」は謝る言葉でもあるので、頻繁に口に出すと脳に「自分は何か悪いことをした」というネガティブなイメージを生じさせてしまうんだ。

嬉しいことをしてもらったときは、「すみません」より「ありがとう」という方が、ポジティブな気持ちが生まれるよね。

褒められたら素直に受け取る

褒められたとき「そんなことないです」と謙遜することがありますが、これほんとに日本人に多いんだよね。
素直に「ありがとう」と言うことをお勧めするよ！

受けた称賛を否定するのは、自分から自分へのネガティブメッセージになると同時に、相手の好意がこもった言葉を否定してしまうことになる。

あなたへのプレゼントを突っ返しているようなもの。せっかく送ったプレゼントを突っ返すってどう思う？

なりたい自分を書き出してみる

アファメーションでは夢や目標を達成するために、なりたい自分の姿をポジティブな言葉で書き出してみよう。

未来のかっこいい自分、輝く自分、成功した自分をイメージして、自由に書いてみよう。絵心ある人は絵描いてみるとこれもとてもいい。

要はいかにイメージできるかが大切。「こんな自分が・・・」とか思わないようにね(⌒∇⌒)。「こんな私がこんなことを書いたら恥ずかしい……」これも必要ないよ。

憧れのステージの場所や、行きたい場所や欲しいものの写真を添えると、イメージがさらに固まるよ。

アファメーションは今、起こっていることを想定して書く（描く）イメージする

アファメーションを書く場合、「自分は〇〇だ」「私は〇〇している」「私は〇〇した」など、今、起こっていることや完成したすがたで書くんだ。

過去がどうだったかは気にしなくてOK。今の自分がどうであれ、未来の理想の自分に向かうしっかりした道を進んでいると捉えることが大切。

ネガティブ・汚い言葉を避ける

ネガティブワードを避ける

なりたい自分を書き出すとき、「負けない」「諦めない」「苦しまない」「焦らない」「失敗しない」「暗くない」などの「ネガティブな言葉＋ない」という表現は避けよう。「あいつに負けない」とか妬みの気持ちはほんといらないからね。

潜在意識には、助動詞の「～ない」の平仮名のインパクトが小さく、「負」「諦」「苦」「焦」「失敗」「暗」というネガティブな意味を持つ漢字の影響を受けてしうのだ。

ポジティブな言葉を選ぶ

アファメーションは「ラッキー！」「最高！」「楽しい！」「きれい」「冷静だ」「成功した」「明るい」「いいね！」などのポジティブな言葉で率直に表現しよう。

聞いたときに気持ちが明るくなる言葉ってあるよね。それを積極的に使って書いていこう。僕なんて毎日振り付きでやっているよ(^▽^)

いろんなジャンルで書く

いろんなジャンルで書く

容姿、性格、経済、家族、友人、恋人、仕事など、あらゆるジャンルについてアファメーションを書いていこう。☆欲張れば欲張るほど効果あり☆

恋愛や結婚であれば、「理想の彼と素敵な恋愛をしている」「幸せな結婚をしている」「愛にあふれる家族と暮らしている」など、いくつでも思い付くままに書いていこう。

思いついたときに、書いたものを読み返す

なりたい自分はノートに手書きでもいいですし、パソコンやスマホに打ち込んでもいい。

思い付いたときにいつでも書き加え、朝起きたときや移動中や就寝前などに読み上げたり、部屋に貼って眺めたりするのもいい。何度も繰り返して読むことで、脳は僕たちが思っているより単純なんだ。脳はそれを現実のことのように理解するのだ。

こんな書き方で言霊パワーを上げよう

アファメーションで自分の願望を書き出すときに、意識したいテクニックをお教えしよう。理想の自分を眺めているかのように、できるだけ細部まで言葉にすることがポイントだ。

より細かく書く

×「僕は歌が上手い」
〇「僕は最高のロックボーカリスト」
〇「僕は歌唱コンテストで優勝した」
〇「僕はライブハウスのエース」
〇「僕は路上の帝王」

→ひとくくりにせず、種目ごとに設定しよう。より細かく書くことで、脳は具体的にイメージできるようになる。

なりたい姿を具体的にイメージして書く

×「私は家がほしい」
〇「私は赤坂に、南向き5LDKのマンションに住んでいる」

→不動産屋さんに発注するときのように、具体的にしましょう。「都心」よりも、具体的な地名、駅名等も指定した方がいいのだ。

シーンがわかるように書く

×「私は英語がしゃべれる」
〇「私は外資系企業のビジネスパーソンと英語で商談している」
〇「私は英語の通訳として活躍している」

→英語のレベルや用途はさまざまだ。どんな場所でどんなときに自分がどうなっているのか、具体的なシーンをイメージしてみよう。

数字は具体的に、理想を大きく書く

×「私は大金持ち」
〇「私は年収1億円」
〇「私は資産1兆円」

→大金持ちの基準は人それぞれ。具体的な数値目標を設定しよう。あまり控えめにせず、ホンネの10倍くらいの数値設定のほうがいい。

達成のための工程は細かく書き出さなくてOK

×「私は週に一度頑張ってジムに通ってきれいでいる」
〇「私は高級スポーツクラブで毎週いい汗を流している」
〇「私はいつも生き生きとしてきれい」

→生き生きときれいでいるために、毎週ジムに通うことを条件にすることはないよ。どうなりたいか、ありたいかを書いてみよう。

日頃からよい言葉を使えばHAPPYに！

自分で自分を否定するような言葉を避け、なりたい自分をポジティブな言葉で表現するアファメーションの力はほんと強力。

アファメーションを始めるに当たってなにか道具が必要なわけではなく、思い立ったら自分との対話の中でイメージを具体化していくのは、今日からでもすぐに始められるよね。タダだし。

仕事や恋愛、人間関係ではいろいろなことがあるけど、視点や勧化方を変えることで気持ちが楽になる瞬間ってあるよね。

つい湧き上がってくるネガティブな言葉ではなく、意識してポジティブな言葉を使うことで、うっかり見過ごしていた幸せや希望に気付くかもしれないよ。

現実に悩んだときこそ言霊の力を活用して、自分も周りも明るくするような、キラキラ魅力的な大人を目指したいよね。

頑張ろうね、応援しています！


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