冬の肌トラブル対策と漢方
皮膚も季節の気候変動を受け、周期的に変化が現れます。
季節にあった対処法をすれば早く改善されます。
●肌カレンダー 春夏秋冬
二十四節気:立春 春分 立夏 夏至 立秋 秋分 立冬 冬至
春は風が吹き、肌は敏感になる
夏は蒸暑く、肌は脂っぽくなる
秋は乾燥し、肌も乾燥する
冬は寒く、肌は冷えて亀裂を起こす
●四季の皮膚特徴と対処法
春は気分が落ち着かず、皮膚も敏感になる。
イライラしないようゆったりした気分で過ごすよう努める。
夏は蒸暑いので熱や湿気を取る食べ物や漢方薬を飲み、心も落ち着かせる
秋は乾燥するので肺を潤し元気にする食べ物や漢方薬を飲み、肌を潤す
冬は寒いので温め、血行を良くする食べ物や漢方薬を飲む
常に胃腸を整え、解毒する食べ物や漢方薬を飲む
●五季(春・梅雨・夏・秋・冬)における皮膚病傾向
春(敏感):じんましん・接触性皮膚炎・痒疹・ビダール苔癬・急性湿疹など
梅雨(ジトジト):汗疱・あせも・湿疹・水疱症・真菌症など
夏(暑熱):日光性皮膚炎・日光性じんましん・ニキビ・真菌症・脂漏性皮膚炎・膠原病
秋(乾燥):尋常性乾癬・ジベルバラ色粃糠疹・慢性湿疹・皮膚掻痒症など
冬(冷え・亀裂)尋常性乾癬・皮脂欠乏症・皮膚掻痒症・しもやけ・慢性湿疹・
寒冷性じんましん・膠原病など