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コラム
冬至は運が開く日、カボチャをとって元気に過ごしましょう。
2021年12月20日 公開 / 2021年12月22日更新
冬至は一年で一番夜が長い日。陰陽でいえば『陰の窮まり』
世の中を気象から人体まで陰陽で分ける考えがあります。
この考えで行きますと冬は寒いし、冷たいし、暗いし、冬至はさらに夜が一番長い。
まさに「陰の窮まり」ですね。
でも陰陽の表を見てもお分かりのように、陰が窮まると次は陽にかわります。
「一陽来復(いちようらいふく)」と言います。易から出た言葉です。
冬至の次の日からは日が長くなり陽が少し増えてきます。
春に一歩近づくのです。運も開いてきます。
冬至には暖かで滋養になる食べ物をとりたくなります。
カボチャはそんな冬至にいただきたい食べ物です。
カボチャの性質は「温性」で胃腸を元気にし、肺を潤し疲れを取り、
しかも解毒して便通を良くします。
セレンやポリフェノールなど抗酸化作用のある成分を含み、
ビタミンEは野菜の中でトップクラスです。
「カボチャのいとこ煮」はカボチャを煮てから小豆を加えて煮たものです。
小豆は利尿作用やむくみや重だるさをとり、塩分を排出するカリウムが多い優れた食品です。
現代の食べ過ぎ社会にとって救いの神です。
カボチャと小豆をオイオイ(甥々)と順番に加えて煮た「いとこ煮」は
ネーミングが面白いですね。
カボチャのいとこ煮
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