決算書の本当の使い方についてレクチャーさせて頂きました。
新しい年となり、経営者の方は様々な課題を頭に思い浮かべている方も多いでしょう。
コロナ騒動が過ぎ、次は人材不足や自然災害、経済の停滞などいろいろな負の話題はマスメディアから垂れ流されています。
しかし、それらも表面的な情報としてはあることですが、我々経営者はその表面的な情報だけを鵜呑みにして判断してはいけません。
本当の動きは水面下で動くのです。
川の流れは水面表面は緩やかに見えても水面下に潜ると急流な場合がほとんどです。
社会や経済も同様だと思います。
そして政治情報もそれはさらに激流なのだと私は思います。
中小企業の社長や経営者はそれらも踏まえながら先を見据えて、これからどうなるのか?
わからないながらも今を経営しなければなりません。
その時に、危ないから何もしない。これも一つだと思います。
しかし、危ないから何かする。これも一つですね。
何もしなければ怪我しない=失うものは無い。
これは本当でしょうか?
何もしないからこそ、失うこともある。
もしも不安の中で何かしても、擦り傷の時もある。大怪我する時もある。
でも、擦り傷程度の傷で収まるように準備できるとこなら
私はチャレンジする方が得かな〜って考えます。
それは、あなたがやらなければ、他の誰かがやるだけです。
あなたが失った得られるはずだったものを、その誰かが得るだけのことです。
「 機会損失 」
私はこのチャンスを失うことが将来においてどれだけの損失か?
いつも考えています。
あの時、あれをやっておけば・・・・
などという話を誰もが聞いた事があると思います。
後になってタラレバの話をしても、1円にもならないし
そのチャンスはもう来ないのです。
積極的にチャレンジするときに、是非とも皆様も一度考えてほしいのです。
本当のリスクとは?何か?
見えていないリスクはないのか?
1.回避
⇒発生確率が高く、影響度が高いものは、事前にリスクとなるものを取り除く
2.移転
⇒発生確率が低く、影響度が高いものは、リスクによる影響を第三者に移す(保険など含む)
3.低減
⇒発生確率が高く、影響度が低いものは、受容可能なレベルまでリスクを抑える処置を講ずる
4.受容
⇒影響度を明確にした上で受け入れる(リスクを取る状態)