会社経営に大切なものの見方や考え方を伝える。本質を知ることで、経営者自身の人生も豊かに（1/3）

会社経営20年の経験と知識を生かして若手起業家を応援したい。その思いから経営塾をスタート

起業の夢を持つ人は多いかもしれません。けれども「自分で会社を興す」という志を追いかけるときに大切なことは、起業することそのものではなく、長きにわたり事業を継続し発展させることです。実際には、起業してもうまくいかず断念する経営者は少なくありません。倒産や廃業に追いこまれないように、マーケティングや資金調達、人材採用など、事業運営のサポートを行うのは「RISEconsulting」の経営コンサルタント・新井仁士さんです。

同社だけでなく地盤改良工事を手がける「株式会社野上工業」の代表を務め、経営者として実績を積んできた新井さんは、リスクマネジメント協会に16年間所属。同協会の上級資格コンサルタントとして、企業経営を脅かすさまざまなリスクを分析したり対処法を検討したり、組織を守るノウハウについて勉強や研究を続けてきました。

「実は、過去には倒産しそうになり借金返済に追われたこともあります。それでも20年あまり会社を維持してきました。リスクマネジメントを含め、私が身につけてきた知識や培ってきた経験を生かし『若い起業家のために何かお手伝いができないか』と考え経営塾を始めました」

経営塾では、経営者に求められる思考力や発想力、判断力など「ものごとの考え方や捉え方、見方」について教えているという新井さん。「経営者のみなさんに、私が学んだことを惜しみなくお伝えいたします」と話します。

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