「愛犬のにおいについて」

みなさまこんにちは！
ペットリフォームのセラフ榎本です。

今回は犬の体のにおいについてご説明いたします。




暑くなってくると普段以上にワンちゃんのにおいが気になることはありませんか？

一般的に犬は汗腺がなく汗をかかないと言いますが、犬の汗腺は鼻先と肉球に少しあるだけで、その汗は鼻先ではにおい物質の吸着や風向きの感知などに、肉球では滑り止めに役立っていると考えられています。

これらの汗はエクリン汗腺とよばれるもので、エクリン汗腺の代わりに犬の体全体に分布しているのがアポクリン汗腺です。このアポクリ汗腺にはフェロモンの役割があると考えられており、このアポクリン汗腺から出る汗には脂質やタンパク質など含まれていて独特のにおいがあり、ベタベタしています。また、アポクリン汗腺は毛穴とつながっており、皮脂を分泌する皮脂腺ともつながっているため、汗と皮脂が混ざり合い、酸化したり皮膚表面の常在菌が分解したりすることで、一般的にいわれる「犬くさい」という体臭になってしまうのです。

また、単に汗だけでなく、皮膚炎が原因で体臭が変わることもあるため、注意してあげましょう。

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