【シェットランド・シープドック】
皆様、こんにちは。
ペットリフォームのセラフ榎本です。
今回は「犬の椎間板ヘルニア治療」についてご紹介します。
椎間板ヘルニアとは
椎間板ヘルニアは、椎間板が脊髄という神経の束を押しつぶしてしまう神経の病気です。
ミニチュアダックスフンドやトイプードル、フレンチブルドックなどの小型で胴長の犬種に見られる病気です。
症状としては、椎間板が脊髄へ圧迫を起こす場所や程度によって症状が違います。
脊髄の圧迫が軽度の場合は痛みだけが見られますが、重度になるにつれて麻痺が見られ立ち上がれなくなることもあります。
治療法
痛みだけの場合は、基本的に安静にすることで非ステロイド性消炎鎮痛剤やステロイドといった薬での治療が中心となります。
軽度の麻痺の場合も、薬の治療を行うことで症状が軽減することが多いです。薬の治療で十分に回復できない場合には手術を行うこともあります。
重度の麻痺の場合はステロイドで回復することもありますが、手術が必要になる場合が多くなります。手術をした直後は麻痺が残ってしまうことがあるので、リハビリを行って足の機能回復を図ることもあります。
薬や手術以外の治療法として、鍼灸治療があります。犬にも人と同じように体中に「ツボ」があり、それを鍼灸で刺激を加えることで犬本来が持っている自然治癒能力を高めます。
鍼灸治療は、麻酔ができない老犬や障害のある犬にも治療が可能な方法です。
愛犬の身心の負担を考えながら治療を行えることができます。
椎間板ヘルニアは人だけでなく、犬にも見られる症状です。早期発見と早期治療を心掛け、獣医師の方と最善の治療を行いましょう。
ペットリフォームのご相談、御見積りはセラフ榎本にご用命いただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます
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