犬の食事と栄養管理

2022年4月18日

テーマ：犬

コラムカテゴリ：住宅・建物

皆様、こんにちは。
ペットリフォームのセラフ榎本です。
今回は「犬の食事と栄養管理」についてご紹介します。

犬はもともと肉食動物ですが、長い間、人と密着した生活を続けてきたため、現在では雑食性になっています。しかし、犬と人間とでは栄養素の必要量にかなりの違いがあるので、人と同じ食事を与えてはいけません。例えば、犬の場合、タンパク質は人の4～5倍、カルシウムは10倍必要です。逆に塩分は3分の1以下、野菜も少量で構いません。

この栄養バランスを考えて作られているのがドックフードです。手作り食の場合は、肉を中心にその他の食物で足りない栄養素を補うことになりますが、犬の栄養を満たす食事を作るのは難しいので、子犬のころからドックフードに慣れさせておきましょう。

ドックフードの選び方
ドックフードを選ぶ際はそれぞれの特徴をよく知り、犬の体調や嗜好性、成長などに応じで選びます。例えば、経済性で選ぶならドライタイプが適しています。ウェットタイプの缶詰やレトルトは、犬の嗜好性という点では優れていますが、値段がやや高い傾向があります。
ドックフードの内容表示には食事の目的や内容量、与え方などが明記されています。「総合栄養食」という表示は、犬が必要とする栄養基準を満たしていることを表します。新鮮な水と一緒に、幼犬用、成犬用、高齢犬用など、成長段階に応じたものを与えましょう。
犬の食事はすべてドックフードでも構わないですが、もう少し手をかけた食事を与えたいという場合には。手作り食などを検討してみてもよいでしょう。しかし、犬に必要な栄養をバランス良く配合するのは簡単なことではありません。副食としてドックフードに調理した肉や野菜を混ぜてあげたり、時々手作り食を与えたりするという程度にとどめておくほうが無難です。

犬に与えてはいけないもの
手作り食を与える場合に、犬に与えてはならない食物があるので、注意が必要です。
玉ネギ、長ネギ、ニラ、生の魚介類、鶏、魚の骨、乳製品、甘いもの、塩辛いもの、香辛料のかかったもの、生卵。アルコールなどは、犬に与えないようにしましょう

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