窓の断熱

原井啓介

原井啓介

テーマ:住宅購入

住宅インスペクション、また、リフォーム提案時に、よく、ご質問があるお話です。

住宅の断熱で最優先すべきところはどこ?

全体的な間取りや、既存の断熱施工状況、現在のサッシの種類等、総合的な判断は大前提なりますが、

開口部のサッシが、単層ガラス等の場合は、まず、開口部の断熱性能を改善することをおススメしています。

下記はよくある話です。

不動産仲介会社 営業
「いよいよ、中古住宅ご契約ですね」
「リフォームの提案は、お任せ下さいよ」
「クロスは張り替えるのですから、断熱も改修しましょう」
「天井・壁・床もできればやりましょうか!」

ここまではいいです。

お客さん
「窓はいいのかな?」

不動産仲介業者 営業
「サッシは交換するのにお金がかかりますし、天井・床・壁の断熱改修するんですから家の断熱は完璧です!」
「サッシは予算が上がりますから、後日でいいじゃないですか!!」

「・・・・・・・・・」

熱が放出する割合

熱損失の割合


開口部が約6割なんですよね・・・

サッシは既存サッシに内窓等を取り付ける工法もあり、結構、安価で簡単な施工方法もとれるため、わざわざ取り換える必要もないのです。

提案するなら、住宅の熱損失の割合や、基本の改修方法くらいはせめて学習してほしいですよ・・・


家を買うなら知っておきたい情報セミナーやってます。
http://kensei2009.co.jp/seminar.shtml

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原井啓介
専門家

原井啓介(宅地建物取引士)

株式会社 建成

「家は一生の買い物ではなく、変化するライフスタイルによって住み替えていくもの」という前提から、購入時と売却時の価格に差異のない物件購入を専門的な見地からアドバイス。

原井啓介プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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