地震は怖いが備えがない

原井啓介

原井啓介

テーマ:住宅購入

世界中から見ても日本は地震活動が活発な地域で知られている国です。
スイスの再保険会社スイス・リーが2013年にまとめた「自然災害リスクの高い都市ランキング」で616都市を対象に洪水、地震、高潮、津波等で被災する人数を推計し発表したもので、東京・横浜が世界1位。
トップ10には、さらに神戸・大阪(5位)名古屋(6位)と
ランクインした記事が私には記憶に新しいところです。
特に東京・横浜においては大地震の影響を受ける可能性が大きいとの理由。

それでは名指しされた日本人の意識はというと、下のような調査データがあります。

2014年には株式会社ゼンリンが全国の 20~69 歳の男女を対象にしたインターネットによるアンケート調査「防災意識調査 2014」を実施した結果
~自然災害への意識は「地震」と回答した人が多数であった~

●自然災害に対する防災を日頃から意識していますか?
「非常に意識している」や「意識している」人が 46.0%いる一方、
「意識していない」や「全く意識していない」人が、24.3%にのぼり、
ほぼ 4 人に 1 人が意識していないという結果に。
年代別にみると 60 代は 57.8%と半数以上が意識していますが、
20 代は 32.9%と 若年層ほど意識している人が少ない実態が明らかになりました
【ゼンリン防災意識調査2014から記事転載、事前調査:2014年7月30日(水)~8月1日(金) 本調査:2014年8月1日(金)~8月2日(土)】

大成ハウジングが行った自然災害に関する調査では
怖いと思う自然災害は「地震」が最も多く96.4%
年代別では50代・60代の99%が「地震」と回答
半面75%の人が自然災害対策を行っていないという結果も出た。
【大成建設ハウジング株式会社 調査の対象:一戸建てに住む全国の 20 歳~69 歳男女 2.有効回答数:500 人(20 代・30 代・40 代・50 代・60 代:各 100 人) 3.調査実施日:2015 年 6 月 19 日(金)~2015 年 6 月 22 日(月) 】

ほとんどの人が主に「地震」などの自然災害を意識するものの、災害対策は不足とういう結果だ。
当社の住宅購入時意識アンケートでも1位は「建物の地震性」がダントツです。
耐震性が気になるものの以下のデータもある。
「耐震診断を提案されたことがない」        95%
「耐震改修工事は高い・大掛かり」のイメージがある 78%
「どこへ依頼してよいかわからない」        88%

普段なじみがない分野だけに当然といえば当然のような結果。

何をしていいのか、何を判断基準にしてよいのか、どこへ相談したらいいのか?
そんなときは、地域で活躍する当社のような既存住宅流通&耐震リフォーム事業に特化したエージェントへご相談ください。
住宅購入時にリフォームする人の割合が年々増加傾向にあります。
優良な補強商材のおかげで耐震補強は決して大掛かりで高価なものではなくなりました。
ぜひともリフォーム施工ついでに耐震補強を取り入れて災害に備えてほしいものです。

家を買うなら知っておきたい情報セミナーやってます。(10月10日開催)
http://kensei2009.co.jp/seminar.shtml

インスペクション 耐震診断もご相談ください。

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原井啓介
専門家

原井啓介(宅地建物取引士)

株式会社 建成

「家は一生の買い物ではなく、変化するライフスタイルによって住み替えていくもの」という前提から、購入時と売却時の価格に差異のない物件購入を専門的な見地からアドバイス。

原井啓介プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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