ピアノ発表会での成長

ピアノ発表会での成長

こんにちは！
昨日は大ホールでの発表会でした。
改めて、ピアノは小さい頃からとても貴重な経験ができる習い事なんだと実感しました。


リハーサルからの1週間。
ご家庭でも、お父さんお母さんは見守る事しか出来ず、生徒達は心の中で《弱音を吐いてしまう自分》と《やるしかない》と立て直そうとする気持ちが交錯していたと思います。

本番では、私も舞台袖から「頑張って！」と見送ることしかできません。

広い舞台の中央できちんとお辞儀をし、ピアノに向き合う生徒の後ろ姿を見ていて、数ヶ月に及ぶ練習を思い出して目頭が熱くなりました。

泣きながら練習していた子、仕事の合間にストリートピアノで人前で弾く練習をした大人の生徒さん、受験中も休まず通った生徒、特性のある生徒さんも必死に練習しました。

1つの事にこれだけ真剣に向き合って、1人でスポットライトを浴びながらピアノを弾き、自分のためだけに拍手をいただく経験は、他に無いのではないでしょうか？
ミスタッチをしても、止まりそうになっても必死に立て直そうとする姿は、とても感動します。

発表会では1人1人が「技術的」「精神的」に飛躍的な成長をすることが出来ます。
現に発表会後の生徒達の上達は目を見張るものがあります。

人の演奏を聴き、凄いなー！とか、私もあの曲弾いた！とか、いつか弾いてみたい！など様々な感情が湧いた事と思います。

いつもより上手く弾けなくて悔しい気持ちも、拍手をいただいて嬉しい気持ちも、忙しい中頑張った達成感も、生きていく上でとても大切な感情です。

これが小さな成功の積み重ねではないでしょうか。

それをピアノを習う事ででたくさん経験して欲しいと思います。

今日は、私も生徒もゆっくりします。
火曜日は《音の絵》に参加の生徒達と、発表会の話をしながら楽しくパステルアートを楽しみます。こちらも後日コラムに掲載させていただきます。

いつもご覧いただきありがとうございます。
↓写真は生徒にいただいたお花です。



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ひらたピアノ教室
平田晶子