扁桃体にありがとう
先日受講した篠浦塾のセミナーにゲスト講師で「古市佳央さん」がいらっしゃいました。
16歳の時にバイク事故で全身火だるまになり生死をさまよいましたが、奇跡的に生還し、現在は歌う講演家として活動されている方です。
と書くのは簡単ですが、当然その人生は壮絶で激動そのものです。
現在は、ご自分の経験を語り、どんな障害があっても幸せになろう、なれる、と多くの人に勇気と希望を与えている古市さん。
自分は世界一の幸せ者と言い、究極の成功者となっている古市さんの言葉なので勿論説得力があるのですが、現在に至るまでの、特に、変わってしまった自分を受け入れるまで、好奇の目にさらされて傷ついていた時期から自分を前面に出して講演を始めると切り替えるまでというのは、ご本人もご家族もどんな気持ちだったのだろうかと想像するだけで苦しいです。
講演会後に、この本を読みました。
この本にはその経緯や、古市さんの思いが詰まっています。
お話を聞いても本を読んでも、とにかく生きて抜いてくれて良かった。という事が私の一番の感想です。
古市さんはおばあちゃん子だったそうで、今でも一番尊敬するのはおばあ様だそうです。講演や本から、ご両親とおばあ様の元で愛情たっぷりに育てられた経験が、強く生きることに繋がっていると感じます。
愛を持って育てれば、こんなにひどい状況になっても生きていてくれる。立ち直ってくれる。幸せになってくれる。
そのことが全世界の母親にとっての希望だと思います。
事故前の古市さんは勉強もスポーツも何でもできて人気者でアイドル並みのイケメンでモテモテだったそうで
実際、講演会後の懇親会のご様子や会話などでも「こりゃモテるだろう」と納得したのでした(#^.^#)