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青木護

自分の歯で食べられる喜びを生涯守る歯周病専門医

青木護(あおきまもる) / 歯科医

青木歯科

コラム

12月は要注意です。

2013年12月7日

コラムカテゴリ:医療・病院

こんにちは。
青木歯科の青木 護です。


歯周病は慢性疾患です。
1、2週間で悪くなる病気では有りません。
多くの方は10年、15年という長い病歴を持っています。
ただ、症状が出てないので自覚できていないのです。
調子がいい=歯周病ではない。と言う図式は成り立ちません。

歯周病に罹っているけれど気が付いてない。 というのが現状です。

しかし、そんな歯周病も症状が出ることがあります。
1つは「歯がぐらぐらする。」というもの。
これはある程度悪くなると誰でもでます。

もう1つは「歯が浮いた感じがする。」というもの。
他にも「腫れた。」というのも典型的です。
これは歯周病の特徴的な症状です。
多くの場合、身体の抵抗力が落ちたときにこのような症状がでます。
疲れた・風邪ひいた・寝不足・・・
こういうった時に眠っていた歯周病が生体に牙を剥くのです。

12月は年末で忙しくなりますよね。
多くの方が寝不足になります。
そして家で休めばいいのに連日忘年会。
寒くなるので風邪をひく方も増えます。

そうなると慢性病変の歯周病が急性発作を起こします。

ですので12月は歯周病患者さんにとっては要注意の時期なのです。

日頃からかかりつけの先生に抗生剤の局所投与などを受けて未然に防ぐことをお勧めします。

私の医院ではその患者さんのリスクに応じたメインテナンス期間を設定しています。
1ヶ月から6ヶ月まで。
その方にふさわしい期間で腫れないようにコントロールしています。

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