保育士 資格を取得しました
こんにちは。
青木歯科の青木 護です。
今日は「プラークと歯石」についてお話します。
「プラーク」と「歯石」どちらも聞いたことのある言葉だと思います。
では何が違うかご存知ですか?
プラークは細菌の塊です。
食べかすを餌に増殖したと思ってください。
色は白です。
白い歯の上に白いプラークがついているのであまり目立ちません。
ですから「染め出し液」を使って色をつけます。
ピンク色に染まったところがプラークの着いている所です。
プラークはブラッシングで落とせます。
ですからしっかりブラッシングをするだけで除去できます。
一方の歯石。
これはプラークが石灰化して固まったものです。
石灰化するためにはカルシウムイオンが必要なのです。
ではカルシウムイオンはどこから来るのでしょうか?
正解は唾液の中に含まれているのです。
歯石は石灰化しているのでブラッシングをしてもとることは出来ません。
自分で取ろうとせず、歯科医院へ行って取ってもらいましょう。
「頑張って磨いているのに歯石がついちゃう。」
そんな方もいらっしゃると思います。
なぜなのでしょうか?
それは・・・
「磨いているのに磨けていない。」からなのです。
一言でいうと「ちゃんとハブラシが当たっていない。」ということです。
しっかりブラシを当てるトレーニングをすれば着かないようになります。
歯石の付着は歯周病の最大の原因です。
一生ご自分の歯で食べるためにも歯科医院での定期的なクリーニングをお勧めします。