「友人が感激していたのを聞いて相談しました!」~最新の相談事例~
「医療行為があるから退院は出来ない」と医師から言われ、、、
本当は病院では無く在宅生活に戻してあげたいと願う家族様にとって、退院が出来ない(=病院で最期を迎える)という事は受け入れ難い状況だと思います。
ただし多くの医療的な知識が無い方にとって、医師や病院関係者から上記のような事を言われるとそれを信じるしか無いように感じるかもしれません。
しかし、実際には在宅医療・介護の進化が続いている現代において、「医療行為」がある方でも在宅生活を継続する事は可能です。
今回のコラムでは、実際に私がお手伝いをした「医療行為がある方の退院支援」の事例を紹介させていただきます。
同様の状況でお悩みを抱えている方の参考にしていただければ幸いです。
≪人工呼吸器装着、喀痰吸引が必要な方の入居事例≫
状況:総合病院入院中
病名:ALS(筋萎縮性側索硬化症)
概要:50代男性、数年前まで普通に企業に勤め仕事をしていたが体調不良をきっかけに検査をした結果「ALS」という進行性の難病である事が発覚。
その後急激に病状が悪化し自発呼吸が難しくなり「気管切開」を行い「人工呼吸器」を常時装着する事となった。
キーパーソンである奥様から、「病院からは在宅復帰は難しいから、療養型の病院に転院してもらう事になる」と言われているが本当に退院する事は難しいのか?
可能であれば病院では無く、ある程度自由に生活が出来る環境で過ごさせてあげたい、受入可能な施設等を探して欲しい!
こういったご相談内容でした。
先に結果をお知らせすると
⇒「サービス付き高齢者向け住宅」にご入居していただきました。
ご希望の予算や立地にも沿う事が出来る選択肢をご案内させていただき、ご家族様にも満足いただく結果となりました。
今回の解決ポイントとしては
・人工呼吸器管理という在宅では最高難度の医療対応が行える
⇒24時間3名以上の看護師+複数名の介護士が常駐※療養型病院と同様かそれ以上の手厚い人員配置
・頻回な喀痰吸引に対応し、尚且つ希望予算内に抑える
⇒訪問看護・訪問介護・施設サービスを組み合わせ柔軟に対応が可能※自費負担を保険内で抑える事が出来る
・50代という点も考慮しプライベートな空間や過ごしやすい環境を希望
⇒完全個室で各種サービス提供も個別対応、館内BGMが流れる生活空間
上記のような課題・要望をクリア出来た事が良かったポイントであったと感じます。
他にも良くご相談をいただく「医療行為」として
・胃ろう
・IVH(中心静脈栄養)
・経鼻経管
・インシュリン注射
・ストマ(人工肛門)
・尿バルーン
・在宅酸素
・麻薬管理(疼痛コントロール)
・褥瘡(床ずれ)
・点滴(抹消点滴)
・輸血
・ペースメーカー
上記の対応が出来るか?というご質問がありますが、、、
全て在宅で対応可能です!
⇒安心して生活していただける選択肢「有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅・その他高齢者施設」をご紹介させていただく事が可能です!
もちろん、希望される条件や状況によっては「病院(入院)」という選択肢が最適な場合もあると思います。
ご相談いただいた場合は、全ての要素を勘案した上で最適な選択肢をご提案しますので安心してご相談ください。