もしもの時に使える知識~介護にかかるお金と活用したい減免制度~
特養?住宅型?サ高住?介護付き、、、何が違うの???
老人ホームを探される方のほとんどが抱く疑問だと思います、本当に分り難いですよね。
今回は、一般的に良く知られている老人ホーム(高齢者施設)5種類についてポイントを絞ってご説明します。
①特別養護老人ホーム
通称:特養(とくよう)
運営主体:社会福祉法人
入居条件:原則「要介護③以上」
特徴○
・収入に応じて利用料金が減額される
・人員配置が3対1以上
・施設内で全てのサービスが提供される包括ケア
特徴▲
・多床室、一般浴(大勢での入浴)が多い
・外部サービスの利用は出来ない
・終の棲家と言われるが夜間看護師不在の施設が多い
※低額料金のイメージが強いが、新しいユニット型個室の利用料金は民間の老人ホームより高額な場合も有
②介護老人保健施設
通称:老健(ろうけん)
運営主体:医療法人
入居条件:要介護①以上
特徴○
・収入に応じて利用料金が減額される
・リハビリに特化している
・医師が常駐している
特徴▲
・終身利用は出来ない(3か月~6か月で原則退居が必要)
・外部の医療機関が利用出来ない、高額な薬も利用を敬遠される
・多床室が多く、個室は高額利用料が必要
③介護付き有料老人ホーム
通称:介護付き(かいごつき)・特定施設(とくていしせつ)
運営主体:民間会社
入居条件:要支援以上※自立可能な施設もあり
特徴○
・特養と同じ包括サービス(介護保険負担金額に上限有)
・人員配置が3対1以上、日中は看護師常駐
・実績のある運営会社が比較的多い
特徴▲
・外部サービスが利用不可(ケアマネ継続等)
・費用が高額な施設が多い
・特養に近く個別ケアが少ない
④住宅型有料老人ホーム
通称:住宅型(じゅうたくがた)
運営主体:民間会社
入居条件:要介護①以上※自立・支援可能な施設もあり
特徴○
・自宅に近い環境※プライベートな時間の確保
・個別ケア※介護、看護職員と1対1のサービス
・低額な施設も多い
特徴▲
・人員配置基準が無い(夜間無人等もあり得る)
・玉石混交(良い施設とダメな施設の差が大きい)
・介護保険利用料が高額になるリスク(10割負担の可能性)
⑤サービス付き高齢者向け住宅
通称:サ高住(さこうじゅう)
★以下項目は住宅型とほぼ同じなので割愛
※住宅型との違い
・居室の広さが最低18㎡以上ある
・初期費用は敷金のみ(高額な入居一時金等は不要)
・賃貸借契約に該当する(住宅型は利用権契約の施設がある)
以上、一般的情報+実際のリアルな情報を織り交ぜて記載させていただきました!
結論
・老人ホームには様々な種類があり、希望条件や身体状況によって最適な選択肢は違う
・一般的なイメージだけでなく、実情を踏まえて入居施設を検討する必要がある
・同じ種類の施設でも、料金やサービス内容に大きな違いがある※特に住宅型やサ高住
上記を踏まえた上で施設探しをしてもらえると良いかと思います、是非参考にしてください!
◎自分に合う施設の種類を知りたい◎
◎最適な老人ホーム探しを手伝って欲しい◎
◎直接相談しながら施設を検討したい◎
これらに該当される方はお気軽にお問合せください、中立・誠実に最適な老人ホーム探しをサポートする事をお約束します。