講演講座を高等学校HPにてご紹介頂いております~【岡山龍谷高等学校様です。】
・対象者
大学・短期大学受験を控える高校生のみなさん
原稿用紙の使い方という、書くための基本から捉えたうえで、各大学・短期大学が、なぜ小論文を書かせるのか、また出題事例から具体的に出題意図を捉えておく必要がある。それらを踏まえたうえでの、内容のまとめ方や段落構成は、得点に大きくかかわってくることを知ることと、出題頻度の高い社会問題である時事ネタの捉え方も知ることが、求められる。
・受講者へ提供する価値・伝えたいこと
大学入試小論文の添削業務にあたって20年程、更に高校に出向いての講座や予備校での講義を担当して10年近くとなり、受験における小論文対策に詳しく、今の受験生の陥りがちなクセや今から受験シーズンまでにも続けられる時事ネタの捉え方や過去問の活かし方、出題頻度の高いテーマに至るまで、経験を活かした詳細なお話をさせていただけると考える。
・内容概要
・「小論文とはなにか?」を
小論文とは、課題で問われていることについて自分自身の意見を不特定多数の他者にも納得がいくよう論理的に筋道立てて、述べる文章…といったように、まず押さえた上で、
・「小論文を書く手順」を、以下のように順に押さえて、
①課題の要求を正確にとらえる。
→何について述べていく必要があるのか、を捉えること!
②課題の問いについての自分の意見を明確にしておく!
→いろいろといけんを挙げてみて、最も重要だと思うもの、強く主張した いものを選ぼう。
③なぜ?どのように?どこで?誰が?いつから?…と自分に問いかけながら、いろいろな方向から考察しよう!
→考えついたものは、短文でいいので、書き留めていこう。
④構成(文章の全体の流れ)を考え、組み立てよう!
→基本構成は、「序論 ⇒ 本論 ⇒ 結論」という形。
論理に飛躍がな、明確に自分の意見が述べられているか、チェック!
⑤構成に基づいて、清書をする。
⑥清書したものを読み返し、推敲する。
・「具体的な出題事例」を過去問を用いて、どのように捉えていくと書けるのか、という説明を行う。
・最後に、「今から、受験期まで継続して続けられる小論文ノート」の作り方とそのとらえかたを、見本をもとに、ご説明、講座を今後にもいかしてもらえる方向性で締めくくる。
◎ご参考までに、私のコラムページより、「頻出テーマの捉え方」を挙げてみます。
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「異文化コミュニケーション」という出題事例から考える