【小論文過去問から読み解こう】小論文過去問を活用方法とは…?
オフィスカタリストの角野裕美(カドノヒロミ)です( ..)φ
今回は、「AO/推薦入試」にて必須の面接対策、特に「集団での討論形式」面接について述べてまいります(^^)
国公立大学推薦入試が近づいており、その対策のために、大阪を主として、京都や奈良の高校に出向いての講演・講座も増えてきております。
小論文対策と同じで、やみくもに、ただガッツ(^_^;)だけで乗り越えられるものでは、もちろんありません!それなりの準備と練習が必要となってきます。
では、何を、どのように準備しておけばよいのでしょうか?
まずは、「集団での討論」の目的を知ろう!
大学側は、時間と手間をかけて意味もなく、討論をさせることはありません。
要はそれを行うことにより、受験生の何を知りたいとおもっているのか、をまず知ることが肝要です。
…それは、「コミュニケーション能力」であったり、「自分自身の意見を明確に、論理的に伝えられるか?」という2点に集約されるといっても過言ではありません。
とはいえ、自分が合格したいがあまりに、我先に長々と話す、ことが重要だということではなく、あくまでも、まずは、集団を意識した振る舞いが求められるのです。
なによりもまず、提示される討論のテーマをきちんと捉え、他の受験生がどのような意見をもっているのかをしっかりと聴き、なおかつ自分自身の意見を明確にわかりやすい順に話す、こと、といえましょう。
事前準備として必要なことは…?
討論の目的を知った上で、実際に準備しておくべきことを考えていきましょう。
先日、とある高校に伺い、生徒さんにご指導したのは、某国立大学の経済学部のものでした。
経済学部、ですので、もちろん「TPP」や「アベノミクス関連」について問われるのはもちろんのことですが、経済、はある意味、物事の根幹であり、だからこそ社会全般の問題について広く問われてくる学部でもあるのです。
そのため、過去の討論テーマは、「少子化について「食料自給率に関して」「シルバーシートについて」「環境問題について」…などなど、やはり多岐にわたっていました。
これらは実は、小論文の頻出テーマと重なっており、要するに、事前準備としては…
討論テーマや小論文テーマで、頻出のテーマに際して「3WHAT(定義・現状・結果)/4W(WHY・WHERE・WHEN・WHO(M))/1H(HOW)」といういろいろな角度から捉えておく必要がある、ということです。
合わせて、具体的な事例も知っておくと、より話したり書く際の説得材料となりましょう。
論理的な話し方、書き方としては…
WHAT (テーマに関する現状や定義)
↓
WHY (テーマの問題が、なぜ起こっているのか、その背景や理由を考察)
↓
HOW (テーマの問題を、今後どうしていくと望ましいのか、解決策などを提示)
というものが、基本としてわかりやすいでしょう。
こころのところ、よくニュースをにぎわしている「食品偽装問題」なども、事例を1~2程捉えておき、それについて、上記の分析を自分なりにおこなっておくと、テーマとして出された場合、すぐに自信をもって述べることが出来ます。
具体例の説明に終始するのではなく、あくまでもその事例から結局「なにが言えるのか」というところにもっていくことが求められるので、ここは要注意!です(-"-)
今回は、ここまでです(*^_^*)
次回②では、具体的な予想テーマを挙げ、どのように考えていくとよいのかを提案してまいります!
心を込めて…( ..)φ__hiromi KADONO
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