![一戸英理子](/elements/osaka/profiles/localarealab/images/cache/thumbnail_l_1716975772_200_200.jpg)
一戸英理子プロのご紹介
国内外で20年以上の経験を持つSEが地域活性化や企業の成長につながるシステムを構築(2/3)
SEやプログラミング講師として国内外で経験を積み、地域の役に立ちたいと起業
一戸さんは大学でシステム工学を専攻し、IT開発会社に入社。SEとして数々のプロジェクトに関わりました。20代後半で転職したベンチャー企業では、サービスの企画から設計、開発、リリースまでを一貫して担当。達成感を得たことで一区切りを打ち、今後について考えるように。
「ITの仕事は好きで、ずっと続けていきたいと思っていましたが、終電で帰るのが当たり前という生活で、果たしてこの働き方でやっていきたいのか、やっていけるのかと。自問する中で日本以外の国にも住んでみたいという気持ちが湧いてきて、10年間海外で生活しようと目標を立てました」
1年間のニュージーランド留学を経てオーストラリアへ。現地のIT企業に採用され、メディアサイトのリニューアルや、サーバーをレンタルするホスティングサービスなどに従事しました。
「インドや韓国、中国出身のメンバーもいて、グローバルな環境で刺激を受けました。またサーバー側のことも詳しくなり、エンジニアとしての知見が増しました」
一時帰国後、今度はフィリピンのセブ島へ。英語とIT学習を提供する会社で、WEB・アプリ開発の講師を務めました。当初の目標どおり、3カ国、計10年の海外生活を経て2019年に帰国します。
「国内のいろんな地方を旅してみて、日本の田園風景が好きだと改めて感じました。地方で暮らす人や企業のために自分ができることは何だろうと思案した結果、キャリアを積んできたITの分野でお役に立ちたいと、起業しました」