15年以上の実績と経験・顧客への誠実さが生む、質の高いウェブサイト（2/3）

大学院生時代に起業、ウェブ制作の実績を重ねて口コミで取引拡大

　他にはない唯一無二のものを生み出す。そんな顧客の期待に応えるべく、知見を深めてきた小堤さん。ウェブについて本格的に学び始めたのは、立命館大学情報理工学部に在籍していた時でした。
　「当時から、この分野ではどんな知識やスキルが求められるようになるだろうかと、常に考えていました」

　大学院へと進学し、進化が著しいITに戦略的に取り組み、在学中に同級生とウェブ制作会社を設立。お金をかけてウェブサイトを作るということが、ビジネスシーンでもまだ当たり前でなかった2006年のことでした。
　「当初は飲食店が中心でした。見栄えのいいサイトがあまりない時代だったので、制作を任されて飛躍的に売り上げが伸びた店もあります。その評判が広がり、周囲の店から『うちもやってくれ』とオファーが相次ぐような状況でした」

　多くの人から求められ、やりがいを見いだした小堤さんは、その後も精力的に活動。飲食店を運営する会社でウェブデザイナーのキャリアを積み、2010年に個人事業主として再び独立します。2021年には、法人化してコナックスを立ち上げました。

　緻密な戦略家でありながら、小堤さんが大切にするのは人間関係です。「誠実に仕事をすることこそが営業になります。できると言ったことはやる。約束は守る。納期も必ず守る。納得がいくまで修正もする。お客さまには、納品後でも困ったらいつでもお電話くださいと伝えています。こうした姿勢を評価していただき、おかげさまで、口コミだけで事業を営んできました」

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【次ページ】「困ったら小堤さんへ」、責任あるオールラウンドウェブスタジオを目指す

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