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コラム

散文詩『心の温度』

2010年5月15日 / 2014年10月2日更新


夢や理想がいつしか欲望に変わり、

目先の数字を価値観にしてしまうことで

人は醜くもなり、苦しくもなる。

そしてその周囲も枯れ果てる。


花が生き生き咲いたあと、必ず土に帰るように

いつもキラキラとした初心に戻っていたい。



やさしさは、甘さや弱さに変わることがある。

やさしさの中に強さが加わると そこにはあったかさが生まれる。

あたたかさは、ただすんなり与えるだけでいい。


人のアラを見る前に、己のハラをみつめ、

心の温度を調整していたい。



時には勇気が必要になることもある。

勇気とは自分の不純物を捨てることだとしても

根拠のない勇気は無謀となりかねない。


かけがえのない生命に対するあたたかいまなざしと

平素からの真剣な研鑽が不可欠になる。


熱心でもある程度まではいけるが

真剣でないと生まれない強さもある。


20センチの幅の道があり、その道を踏み外さないで歩くとすれば

「熱心」でも歩くことはできる。

しかしこの道の外側が崖になっていて落ちる危険性があると

「真剣」な努力と工夫、そして勇気が必要になる。



朱子学の「先知後行」説以来、いつしか実践よりも知識が重んじられるようになった頃、

王陽明が「知行合一」説を唱えた。

「知ることは行うことの始めだけど、

行うことは知ることの完成である。

知と行を分けて考えてはいけない、同居する。」

たとえ立派な知識があっても、使わないと何の意味もないし、

経験しないと本当のところはわからない。

そして知と行も、原因と結果も、また苦と楽や生と死も

分けて考えてはいけない、同居する。



やはり最終的には患者さんが師であることを

謙虚に見つめて尽くしたい。

その人のすばらしい人生に

ほんの少しでも役立ちたい。

励ましの言葉を

心の温度であたためてから伝えたい。

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